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哲学してみる

 今年の冬はバイクに乗らないと決めたので、新しい習慣となった図書館訪問で本を探していると、子供向けの哲学本に辿り着いた。哲学の専門書は複雑で、図鑑のようなものは概念的で、納得感がどちらにもない。でも子供向けの本は、おそらく作者が意訳をしてくれているし、翻訳家が日本人でも納得感が得られるように、哲学を分解して、組み立てくれるので、すっと心に納得が生まれる。今回の本は”反対を考える”ことについて、シンプルに納得する言葉と事例で語りかけてくれた。楽しい体験だったので、読んだ記念に、忘れないようメモを取る。下記はこの「哲学してみる」の自分の心にすっと入ってきた部分だけを抜粋して並べてみたものである。

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図書館いって本選んできました。

 朝起きて、いつものように相棒のCBR600RRと散歩。でも、今日は10月14日の秋。ワインディングの路面は10℃となり、寒い、寒すぎるので、自分的にはオフシーズン。タイヤはね、温度依存性がないものを選んでいるから、そんなに安心感は変わらないのだけど、水温は76℃でオイルパンの油温は65℃、下限に張り付いてるし、フロントの動きも若干渋いし、ということで気持ちだけでなく、物理的にもオフシーズンとなりました。もちろんオフシーズンは、来年のためにバイクの整備とアップグレードを毎年しているので、そこそこ忙しく遊べるのだけれど、ちょっと一息ついて、ゆっくりしてみようかと思いました。

 前から趣味の拡張としてしたみかったこと、それは図書館にフィールドを移すこと。世の中には自分の知らないことがたくさんあって、その知の海で、遊ぼうと思います。図書館ってすごいよね、本って作るのに時間がかかるから、今を投影したものはないし、でも昔集めた情報はそのまま現存している。そうこれってタイムマシンだよなと。10年前はそれが正しいと思って書いた本、それは昔のリアルである。

 ということで早速、10年ぶりくらいか?図書館に行って選んだ本はこども哲学の「知るって、なに?」と「人生って、なに?」、「まるごとさつまいも」絵図解野菜応援団、そして「トコトンやさしいVRの本」

私は長いことエンジニアをしていたので、どうしても仕事では、意味もなく定量的な見解、物理的のように見えるテキトーな証明を求められるのだけれど、、、最近思うんだよね、、、定量的な話ってつまらない。定量的なことって結局合っていない。ボールを投げて風の影響を計算して着地点が大体わかっても、それはだいたいなのである、どこまでいっても曖昧。所詮、範囲や方向性しかわからない。それより定性的な世界の方が、説明ができない、個々の想像に任せる部分があるので、そのパラメーターは無限大。想像がつきにくい分だけ楽しいのだ。なんとなく自分が学んできた数学と物理学40年の歴史より楽しいなんて、自分のプロセスを否定するようで、ちょっと悲しい気もするけれど、52歳になって、そんな思いを馳せるようになる。

 でもね、子供の時に思った科学者になるという魂は今も変わらず自分の中にいる。Netflixで見るのはサイバーパンクな映像ばかりw 結局、趣味嗜好は変わらない。定性的な世界が楽しいと言いながらも、デジタルな世界観を望んでいるのですよ。もしかすると自分が望んでいるのは、定性的なものや、哲学的なものが、早くデジタルの世界で精度良く、高度に、解像度高く、再現されないかなということなのかもしれないですね。デジタルツインな世界が早くリアルとの区別ができないクオリティになって欲しい。生きているうちに視神経と人の想像のクオリティをVRなデジタルが、マトリクスのように超えてしまうことを期待している今日この頃。そんな攻殻機動隊な時代が来たとき初めて科学者は勝利するのである。<< 危ない人ではないですwww

 ということで図書館遊びのサブテーマは、サイバーパンクと精神世界!!!では借りた本を読んでいこう。