2008年富士見パノラマDH初走

P1010288.jpg
とうとうG.W.となりました。今年も恒例のDH(ダウンヒル)三昧&キャンプin富士見パノラマです。今年はZERO歳の赤ちゃんがいるので、一人でお出かけとなりました。昨年からノーメンテのダウンヒルバイクをさっそうと積み出発です。天気も晴天、コースもドライ。最高のDH日和の筈でした。orz…
P1010285.jpg
 富士見パノラマでするダウンヒルは一回1500円のゴンドラのチケットまたは4000円弱の一日券を購入して、ダウンヒルバイクとも一緒に乗り込みます。高いと思うかもとれませんが、バイクのツーリングだってガソリン代掛かるし、ジムカーナするのにもエントリー費用が発生するし妥当な感じです。特にこのダウンヒルはバイクと違ってエンジンは自分。4~7km程度もあるコースを3回も本気で下ってくるとブレーキ握れないほど疲れて、足腰もガクガク。十分な満足が得られます。
P1010306.jpg
 ということで、なんといっても一年ぶり。まったく普段はエンジンのついていないバイクに乗らないので、慣らしから。まずはCコースで、ほんわかと林道ツーリング気分。途中で写真を撮りながら、今年で3年目、またココにこれたことを感謝なんて言いながら徐々にペースも上げて走ります。
P1010309.jpg
 なんと、走り始めてすぐに分かりました。一発目なのに去年より走れてる。おおっと感動です。確実に楽々と走破している自分がいます。バイクは何も変わってないのに。そうです。体重が-7kgと筋力アップは効いてます。すごいですね。この違い。37歳、夜な夜な鍛えた腹筋と、がんばってCBR600RR’07にのってニーグリップで作られつつある足の筋肉で、凸凹への追従性が段違いになっています。そうなんです。フロントの凸凹に対して、疲れちゃうと手でハンドルに乗っかった形になるため、フロントが押さえつけられてしまって追従性が悪くなるのに、今回はありません。ちゃんと上半身と下半身が使えています。
P1010314.jpg
よしっしゃと思って一本目Cコース完走です。なんとゴールしても疲れてません。いい感じです。もう一本いっちゃうかと思って、トランポまで息ようようと移動すると・・・・。しかーし、ここで愛車のGEMINIから、キーキーと変な泣き声が・・・。よくよく調べてみると、なんと前後ともキャリパーの片側のピストンが固着していて、ブレーキのローターとキャリパーが、ぶちゅーっとディープキスしていました。なんと・・・。ということで、今年の初走りはウォームアップで終了。ちょっと見た限りでは応急処置ができないと判断して帰宅することに。やっぱりノーメンテはいけませんねぇ。もっと真面目に愛車の声を聞きましょう。
P1010317.jpg
いやぁでも体と筋力って大切ですね。ますます体を鍛えていくことが楽しくなってきました。ジムカーナだけでなく、ダウンヒルも軽やかに走るという目標ができました。もっと、もっと足腰鍛えて再挑戦したいと思います。
 そうそうスキー場に併設されているダウンヒルの初心者コースはこんな感じです。興味がある人はぜひVTRを見れば、雰囲気だけでも味わえることができると思います。Youtubeから適当なものをリンクって起きました。そうですねぇ、バイク乗りから見ればダウンヒルは林道をバイクで走っているみたいなものですね。

リンク切れなので削除しました。


中部D杯ジムカーナR1反省

P1010247.jpg
 7年越しの思いを胸に、準備不足も否めない中、まずはジムカーナレースにエントリーしました。結果は前回の日記に書いた通りで惨敗。タイムが計測されていないので、事実上の全参加中ビリという結果に。レースというスタートラインに立てたという感動とともに、いろいろな反省と明日へ繋がる課題が抽出できました。そして勝算も見えてきたりと。いつものレース後の一人で反省会です。
P1010222.jpg
タイヤ
うーん。やっぱりタイヤは大切だ。OEMについているBT-015。悪くはない。もっとうまく使えば110%のC1タイムならCBR600RR’07との組み合わせで十分狙える。でもね、攻めると危ない。たとえばマシンが寝ているときに旋回中からアクセル開けて抜けるとき、フルブレーキをするとき、モアグリップというか・・・グリップに頼っちゃうとき。タイヤの安全のマージンが欲しい。ここで寝ているけど開けちゃおうなんていうときに、開けると滑るタイヤだと無理ができない。安心して開けられない。本来はそんな寝ているときに、開けなくても良いように十分旋回のアベレージを上げて走って、開けられるときに、メリハリ付けて開けられれば良いんですけれど・・・。うーん。悩む。タイヤは必要か?とりあえず110%を切るまでは、そんな無理をしないで丁寧に走って勝てる方法を考えようと思う。
スタート
思わずピッピッピポーンって十分に鑑賞して走り出してしまった。・・・私はいったい何年レースをしているのでしょう。悲しいかなシグナルスタートを楽しんでしまいました。おいおい、レース人生の経験を何も生かしていない。
まず大切なのはスタートラインに立ってシグナルを聞いてスタートするときに、無意識で走れるようにすること。自分はスタートには8個の定常動作があると思っている。1)マシンの向きとタイヤの位置、どこにマシンを置くのか?2)足の位置。どの足をどの位置に乗っけてスタンバイをして待つのか?3)視線の位置。4)手の位置。ブレーキはどの指でどの程度握るのか?5)クラッチはどの指でどの程度握るのか?6)アクセルのリズム。シグナルが降りて走り始めるまでに、煽るのか?固定するのか?リズムはどのようにとるのか?最初のひと開けは?7)チェーンの張りとフォークの位置。アクセル開けるとチェーンが張るまでにラグタイムが生まれる。パワーを掛けて待つ。でもあまりパワーを掛けてフロントブレーキで抑えるとフロントが下がる。次のコーナーまでにどうなる?8)呼吸は?吐く、止める、吸う。あれ、どれが正解だったっけ?どれかのときにフロントが進みやすくなるんだったような・・・。忘れた。これを無意識にするこができるまで、反復する。体調が悪くても熱くても寒くてもスタートにロスがないように。今目をつぶってハンドルを握って、瞬時に全部をこなせるように。確実にコンマ何秒早く走れるのに。今回は何もしなかった。というかできなかったというか、初めてのスタートで、自分のスタートなんてありえるはずもない(笑)うむ。また日々精進である。
続く