no race no life

 今回は部門のコンペに企画を提出。36個の企画が提出された中で、自分が起案したものが3件も入選していた。三つの事業部を渡り歩いて、全部の企画コンペで入賞。まぁ結果だけ見ればすごいに違いない。
 でも今回はなんか嬉しくない。心が踊らない。決して手を抜いたからというわけではないけれど、発表はぶっつけ本番だし、シナリオを用意周到に作ってスピーチもしなかった。出来はというと過去最低。起案の内容は良い感じだが、プレゼンはダサダサ。自分的にはイマイチでいつものように自身に満ち溢れたものではなかった。
 そんなんだからまぁ一つくらい採用されれば良いかなぁ程度の期待感でいた。でも蓋を開ければ、4から6位を独占。半分が自分の企画。もし全力を尽くして勝ち取ったのであれば、よし全部本審査も通過させてやるぜってな感じで喜ぶんだけど、最近モヤモヤが募る。
 企画って実に虚しいんだよ。企画って何もないところから人とあい、現場を歩いて新しい切り口を見つけて水をやり育てること。いい感じに未来が見えそうなところで、物語にして企画として形を作り提案する。
 でも、この企画って奴はまだ芽の段階で、これを育てて利益を出すところまでしなければならない。めっちゃ遠いんだよね。どんなに芽を育てても、みんなには期待を持たれても、なかなか花が咲かない。大企業にいて保守的な思考の場所では、新しいことって、そんなに簡単に花が咲かないんだと思う。そう思うとまたこの環境で育てるのかぁ…とため息が出る。
 じゃあその制約がない、外の世界で力を試せば良いって無理だね。高給取りすぎる。今の生活は変えれない。やっぱ、この無理ゲーを勝ち抜く力をもっともっと付けるしかないのかなぁ。なんて、思う今日この頃。
 まだ49歳である、定年まで10年はある。もっと自分のスキルを育てよう、もっともっと先にある世界を見ることを望もう。行き着く先は楽しいに違いない。レースでシードを駆け上がる時に、得るワクワク感はプライスレス。この歳になって走れるということはきっと素晴らしいチャンスである。ストイックであるほど、MC&SMILEの真骨頂。
 さて、現実に戻ると、半分入選しちゃったので、人の三倍の準備をしなければならないという矛盾が残る…。うーむー。マジかぁ。落選した人はぬくぬくと在宅勤務で0.1だとする。私は3なので30倍苦しむ。いや楽しむか??? まぁ良い。もしコンペに勝ちたいと思った人がいたならば、その人の代わりに入選しちゃった訳だから、全力で戦うのが礼儀である。49歳と二週間目w 自分を鼓舞しよう。

NoRaceNoLife大阪編、もうちょっと続く


国内従業員を全員テレワークの波

きてますね。富士通さんの判断力は素晴らしい。当たるかはずれるかはわからないけれど、この可能性にすぐに入れると言う会社の判断力が素晴らしい。やっぱりなぁなんて今気がついて検討している二番煎じの会社はおそらく、仕事の仕方も二番煎じだろうと思う今日この頃。私の単身赴任生活も終焉となり、必要な時だけ新幹線通勤という仕組みになることを切に祈る。

富士通は2020年7月6日、約8万人の国内グループ従業員の勤務形態について、テレワークを基本とすると発表した。新しい人事制度とオフィス環境を整備する。在宅勤務の環境整備費用として、8万人全員に月額5000円を支給する。通勤定期券代の支給を廃止し、出社の交通費は実費精算とする。コアタイムのないフレックス勤務を全従業員に拡大し、2022年度末までに国内の既存オフィスの床面積を現在の50%程度に減らす。

https://it.impress.co.jp/articles/-/20060