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リノベーションの道【10】こだわりの給湯器コントローラ

好きなコントローラを選ぶ楽しさ

リノベーションの楽しみの一つは給湯器など設備関係のコントローラのグレードを好きなものから選べるということです。建売の場合、すでに設置してあるので選択することができません。もちろん、あとで変更することもできるものもありますが、新品が設置してあるのに変更は余程のことがないのでしないでしょう。

給湯器のコントローラ

今まで使っていたメーカーだったのでメーカーはリンナイを選択。じっさい、性能はどう違うんだろうかなんて思ったけど、慣れ親しんでいる「お風呂が湧きました 」の音声が同じものがいいなとおって確定。

  • リモコンは3種類、それぞれインターホン有無が存在
  • 300シリーズはスクエアデザインを採用
  • 200シリーズは標準タイプ

今回は300Vを選択しました。

  • スクエア(角形)でケースの色がホワイト
  • ボタンがシンプルでカッコイイ
  • 燃費など多機能
  • インターホンは不要
  • ワイヤレスやネット対応はつけない

理由はスクエア(角形)でケースの色がホワイトだからです。また、ガス料金や使ったガス代などを表示できる機能がついていたので試したいなと思ったことです。今回、スマートホン対応やワイヤレス対応はあえて選びませんでした。なぜならばインフラには搭載したくないから。我が家は各部屋にスマートホームシステムがついていて便利なんですが、その分だけセキュリティ対策がメーカー依存となっています。なので水道ガスのインフラには付けないを徹底しているためです。

参考までにデザインはこちら

リンナイ

220V
300V
302V
220VC
300VC
302VC

220V/VCシリーズはボタンが大きくいし文字も大きいので優しいのですが、やはりシンプルといえば300V/VCが良いですね。ボタンがスッキリしています。

購入後に、調べたのですがノーリツやパロマ、それぞれに機能と個性があって楽しいですね。

ノーリツ

RC-B001
RC-G001EW
RC-C001(P)
RC-J100

パロマ

Felimo[フェリモ]
MC-250

パロマはたくさん種類があり過ぎて省略。他はボタン式ではなくパネルシールタイプのスイッチ。ローコストタイプですね。

まとめ

給湯器メーカーは今まで使用した実績と音声でリンナイ をチョイス。コントローラは実売どれを選んでも大きく変わらないので、デザイン重視で選択。ただし、ガスはインフラなのであえてのスマートコントロールがせできないものを選択。

使用感

  • デザイン : 良かった。お気に入り。
  • 音声 : 慣れ親しんだ音声で違和感なし
  • 高機能 : その日のガス代がわかるので使い過ぎがわかる。
  • LED : 淡い感じでついていてとても良い。

希望

リンナイ の300Vシリーズで残念なのはガス代、水量などのいろいろな情報があるのに、表示が中途半端。見れればイイでしょう的な表示です。せっかくなんだから、モニタリング画面を作ってそこでダッシュボードのように全ての情報を表示すれば良いのになぁと思いました。もったいないなぁ。


リノベーションの道【9】間取り

完成した12畳のリビング

元の部屋

  • 3LDK
  • バス 1216サイズ
  • 90年代のマンション

課題

  • ダイニングが隔離、カウンター越にダイニングに接続
  • リビングが狭め、寝室兼和室で仕切られている
  • 風呂は1216と当時の普通サイズと狭め
  • 光の取り入れ方は全部屋に窓があるのは良いところ
  • でも西と南にマンションがあるので日が入にくい
  • 北部屋は寒すぎる
  • 西面は購入時のかし条件となる高速道路の騒音
  • 和室にエアコンがつけられない(使わないので不要だけど)

現在の部屋

  • アイランドキッチン
  • 造作棚
  • ロフトベット
  • 全て二重窓

改善結果

物理的に変更できない隣接マンションの日の問題と風呂サイズ以外は全て解決

  • アイランドキッチンで隔離キッチンでいつも会話ができる
  • リビングが広め、縦長の12畳+寝室5畳で合計 17畳で広々生活
  • 風呂は物理的に1216と変わらず
  • リビングが窓が東3面、南1面と圧倒的に明るい
  • 西と南の日の入り方は変わらず
  • 全て二重窓、壁はウレタン塗装と断熱材で本当に暖かい
  • 西面は二重窓にしたので雨音も聞こえないほど騒音がシャットダウン
  • 和室にもエアコン配管を使わないけど念のため用意

設計メモ

スケルトン

  • PS管:変更不可

最初からリノベーション をしたいと思っていたけれど、リノベーションに対する知識があるわけでもなく、また物件はそれまで住んでいた場所を中心に探したので自由度の高さを考慮した作りを選んだわけではなく。制約がある中での間取り設計。

制約事項

  • 導線
  • PS管

構造を分解すると、よくあるこの間取りには様々な制約があることがわかった。

バスの配置

まず配管の位置が決まってるために自由度がない。変更が事実上できない。

トイレの配置

ここは左右90度回転できるけれど、北部屋が狭くなるため左側に横長の設置は駄目。右側の回転は、玄関が広くなるけれど、その分住居スペースが減る。

キッチンの配置

窓を全て活かすためには壁側への配置はもったいないのでこの配置一択。

導線の設定

今回、廊下を減らすことで部屋のスペースを拡張したいと思っている。その場合、玄関から入って部屋に行くときに各部屋を横切るわけにはいかないので導線がリビング上にないといけない。

間取りと構造

  • 黄色が導線
  • 上半分がリビング
  • 下三区画が部屋

まとめ

合理的に考えていくと、この間取りとなる。おそらく人生で一度の自宅の間取り設計、経験で得た知識は結構使えます。駅に置いてあるマンションの広告などを見て、もしリノベするのならこうするなぁなんて、移動中に楽しく遊べるという趣味も増えました。やっぱり建築は楽しいですね。もし生まれ変わったら建築のエンジニアになるのも良いかもしれない。