セッティング一覧

チェーンの調整

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 んーっ。チェーンの張りさえも調整してない自分のマシン。CBR600RR’07もかわいそう。そんなことで早く走るとか言っている場合ではないと思う今日この頃。その前にチェーンの調整についての悲喜交々(ひきこもごも)。
 いろいろと考えた挙句に、もう少しだけショートな走りのスタイルにしたいと思ってスプロケが欲しいと思い、パーツ屋さんをウロウロ。530で良いならカラフルなチェーンもあるし、リアのスプロケもいろいろメーカー選べて楽しいかも。なんて思って物色。そこで、ふとチェーンに対する自分のセットアップのいろいろを思い出す。
 まずはジムカーナに対するチェーンのサイズ。ふつうなら、スプロケとチェーンを換えるならせっかくなので、レーシングチェーン入れてフリクションロスをなくして、ダウンコーンバートしてサイズを落としてって考えると思いますが、自分は過去の経験より、今回はあえてチェーンサイズは変えずに太いサイズを使用する。理由は一つ。スタートするときのフリクションロスはかなり大きくて、細いチェーンはアクセル開けるとかなり進むけど、太いチェーンは進まないってのが体感できます。でも、太いチェーンにも良い効果があって、アクセルのオンとオフを柔らげてくれる。そうです。今回はあえてCBR600RR’07にはドン付きを抑えるために、太いチェーンを使用したいと思います。
 そしてチェーンの調整ですが、これが大事。どのように調整するのか?正解は分からないのですが、サスの挙動を妨げない効果的な調整方法を一つ。まずチェーンを調整するときは、1G’の状態(すなわちライダーがまたがった状態)で調整する。またそのときチェーンが張り過ぎないようにする。張り過ぎないとは、良く言う1cmも遊びがあるのもNG、しかしキツキツなのもNG。そーですね。5mmくらいの余裕とでも言いましょうか。普通、バイク屋さんに行くと1Gで1~1.5cm程度に調整します。(人が乗らずにバイクを立てたときの状態)しかし、これは間違いだと思います。なぜかと言うと、後者の調整ではライダーが乗ったとき、すなわち1G’にしたときにチェーンがパツパツに張ってしまう。このパツパツがなぜ悪いのかと言うと、テンション掛けすぎて伸びちゃうとかできなく、サスが動かなくなってしまう、正確にいうと入らなくなってしまうからです。せっかくプリロードで1G’からストロークがあるように調整しているのに、チェーンがパツパツだとサスが素直に縮むことができなくなってしまうのです。前者の調整をすると、1Gではチェーンが緩んでいるように見えて、街のバイク屋さんに行くと「緩んでいるよ」と指摘を受けること、しばしばありますが・・・。
 このように調整すると、アクセルを開けてリアを縮めたときに、ちゃんとリアサスがリニアに動いているのを体感できます。とくにチェーンが緩いからといって、アクセルの開け初めにチェーンが張るまでのタイムラグがありそうですが、いっさいないと思います。感じないと思います。ということで、チェーンの張り方を適当にしていた人、ぜひお試しあれ。
 そうそう、この考え方と似ているものを一つ。フロントのブレーキホースの選定。フロントのブレーキホースを帰るとき、フロントの0G(フロントを持ち上げてフォークを完全に伸ばした状態)で、ホース長は余裕を持っていますか?良くあることですが、量販店とかでメッシュホースを選定すると1Gで合わせてあって、0Gにするとカツカツでフロントフォークの伸びきりまで十分にストロークができずに邪魔をしていたなんてことも、多々あります。ぜひ、これも確認してみて下さいね。
 ということで、つれづれなるままに。


体力とライディング

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 春、桜満開の中、計画通りにワインディング4時間とスイム2時間をこなす。日々トレーニングをしているので、その効果は走る度に分かる。下半身のホールドと上半身のホールドの筋力が増加することで、ライディングに安定感をもたらしているのは明らかで、特にワインディングを走っているときは効果絶大です。狙った状態のマシンホールドを作れ出せるってことは、走りの安定感に繋がるんですね。また今回のトレーニングで分かったことがひとつある。
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それは体力。今回、体重の減量、ダイエットではないのでトレーニングでカロリーを消費する必要はない。どちらかというと動く分のカロリーをちゃんと摂取して効果的な体力づくりが目標。今回はサプリメントと栄養をきっちりとってトレーニングをした。そうすると減量目的の食べないで動くときよりも体が動く。いつものスイムのインターバルよりも速いラップで泳げるし、息切れも少ない。ちゃんと動くために必要なエネルギーが体にあってそれを使って動いているようでした。
 ここで思いました。今まで自分はバイクに乗るときとか食事にこだわってなかったし、適当な摂取をしていたなぁと。もしバイクの練習で必要なエネルギーを考えて朝食をとったり、昼食をしていたら、もっと体はスムーズに動いて、しいてはライディングの向上に繋がっていたかもしれません。もう少しバイクをスポーツとして真面目に考えてみれば良かった。若い頃はそんなことしなくても動いたと言えば動いていたけれど、もっと動いていたのかもと思うと後悔しますねぇ。
 ということで、今現役でレースの頂点を目指している人がいたら、体力ってなんなのか?を真面目に考えて、マシン以外に自分の体、しいては体もパーツの一つとして考えて時間もお金も投資することを考えてみたほうが良いって、アドバイスしたいですね。それだけでコンマ何秒も速く走れると思います。自分のライディングマニュアルに加えたいですね。しかし気が付くのが遅すぎたかも・・・。
 朝、コンビニのおにぎり一つで走り込むのはナンセンスですねぇ・・・。