アルパインスターのブーツ。再び、パイロンを攻める日の為に大切に保管したのですが、10年という月日の流れには勝てなかった。内装がボロボロに風化して、合皮が溶けてしまいました。もっと湿度の管理されたところに収納しなければならなかったのですねぇ。ということで、今までありがとう。君の後はXPDが次いでくれます。大丈夫、10年でCBR600RR’07がF3より進化したように、このXPDもかなり履き易くコントロール性も良いです。安心して眠って下さいね。
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ライダーの為の特許検索のススメ
話は昨日から興味の中心はCBR600RR’07-08の売り文句に電子制御ステアリングダンパー「HESD:Honda Electronic Steering Damper」。今回は視点を変えて特許から電子制御ステアリングダンパーについての理解を深めて見たいと思います。まずは、IPDL 特許電子図書館という特許庁が運営している無料の特許検索データベースに進みます。
IPDL 特許電子図書館
http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
この特許電子図書館は、明治以来の特許公報等の工業所有権情報とその検索サービスをインターネットを通じて、無料で提供しているところ。仕事で調査するとつまらない検索エンジンなのですが、趣味で使うとあら不思議、結構楽しいのです。例えば「広報テキスト検索」のページにいって、要約「トップブリッジ」と要約「ステアリングダンパ」と出願人「本田」で絞り込むと、10件ヒットします。
それらをパラパラと見ていると、ヒットしました。おおっ!これが我がバイクのパーツの基本となる特許です。
「特許2005-82038 発明の名称 車両用ステアリングダンパ手段」
そうこれがHESDの特許です。最初はCBR100RRで採用されて出願されたのでバイクの形はみるからにCBR1000RRが使われていますね。何年式でしょうか?面白いですね。でも内容を読むと、その内容はイマイチで高精度なパーツを使用しなくとも、高性能なバイク用のステアリングダンパーを作れるという内容で、私が求めている電気的な制御の推測資料には何にもなりません。ライディングにはなんの役にも立ちませんでした(笑)
でも、CBR600RRの為に開発された技術はどれだろう?とかステアリングダンパーの歴史はどーなっているのだろう?とか、いろいろと楽しめます。ぜひ、暇なときには特許検索遊びやってみてください。けっこう暇を潰せます(笑)そうそう特許にはタイムマシンの作り方とかもあるので、ぜひ検索に挑戦してみてくださいね。
ということで明日は、路面がドライになっていたら、またワインディングへ散歩しに行ってまいります。