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IXY200Aとスナップ散歩

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 朝起きると晴れた土曜日、家族でマックにお出かけ。そんな天気で気持ちの良い休日のお供には久しぶりにIXY200Aをチョイス。コーヒー前の一発目は、セルフポートレートをパチリ(笑)このIXY200Aは200万画素で2002年に発売されたモデル。既に購入してから6年が経過しています。ふとWebで見ると、液晶が写らなくなるというリコールがでているらしいですが、我が家のIXY200Aは、一度、壊れたかなぁという症状が一時期ありましたが、よくよく調べてみると、気のせいだったみたいで、なんとか元気に動いているようです。
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 このIXYは1/2.7型のCCDが搭載されていて総画素 約210万画素です。すでに部品が欠品しているみたいで故障したら治らないらしいですね。アナログなカメラは大切にメンテナンスしながら数十年も長い間使っているようなものもあるようですが、デジカメは電気製品なので、なかなか厳しいですね。Webでは故障して修理だしたら、治らなかったという報告がありました。大切に使わなければなりません。
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 久しぶりにIXY200Aで遊んでみたのですが、やっぱり良いですね。このカメラはボタンやグリップ部が擦り切れてプリントが剥げるまで使い倒したデジカメなので、こうすればこんな絵が撮れるだろうという勘が働き、思い通りの写真が撮れて安心します。デジカメというのは、画像がデジタル処理をしているので、その性格を知っていると楽しい写真が取れるもの。古いデジカメには、その古さなりの画像処理という味があり、ある意味、一つの魅力となります。特にこのIXYは光の再現の仕方というか、コントラストというか、華やかな絵が特徴で大好きなのですよ。
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 そしてこのデジカメ、プレビューする液晶が、めちゃ小さい。撮ったその場では、ちゃんと撮れているのか、微妙に分かりません。ちょっと不便だったりもします。小さな液晶に写される縮小された画像は、みんなちゃんと取れているような気がするし(笑)
 この家に帰って写真をPCで見て初めて、写真を確認できるという、このひと手間。なんだか、フィルムのときのような懐かしさもあり、醍醐味ですね。ビンテージデジカメなんていうジャンルが出てきて愛好する人が生まれるのかは分かりませんが、10年、20年後にも使えるように、大切に保管・使用していきたいと思います。本日は6年間愛用したIXY200Aでお送りしました。


近未来のコンデジとは?

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 最近手に入れたR10でポートレート遊びをするために、妻がヘアサロンに行っている間、息子達を散歩に連れ出す。今、ハマッているのは、2m程度のパンフォーカス英語ではディープフォーカス?にして、連射モードにして躍動感ある息子達の表情を切り抜くこと。コンデジのもつレンズの曖昧さに輪を掛けてピントの甘さが、フィルムの使い捨てカメラ写るんです的な画像を作り出す。一眼レフの高解像度なレンズで被写体にAFを追跡させて、エッジのある写真もいいけれど、この甘さがコンデジの魅力の一つだと思うんです。CBR600RRで街中走るより、125cc程度のスクーターで散歩するのも楽しいって感じでしょうか。機敏性とジャストサイズっていう素晴らしさでしょうか。
 最近の安価なデジカメでもメモリのスピードと処理性能もあいまって、1000万画素のフルサイズの写真も体感1秒以下で連射が可能です。その為、人物のポートレートなんかはシャッターを切るというよりも、コマ送りなVTRを撮って、躍動感と表情が切り取れたものをピックアップするという感じになっています。
 そこで将来のデジカメ像について思いました。近い将来ですがデジカメはメモリを数T程積んだ、1000万画素相当の2倍画質のフルハイビジョンビデオになると思うのです。ユーザーインターフェースはこうです。カメラを被写体に向けて、シャッターというスイッチを押すと、写真画質の動画の撮影が始まります。そこで撮り手はモニターに写っている撮りたい場所を指でタッチ。そうするとカメラは自動でそのタッチした部分にある被写体にフォーカスが当たって自動追跡。十分な時間動画を撮ったら、良い表情が取れたコマを数枚ピックアップ。ちなみに家族の集合写真なら、今流行の笑顔センサで楽しいコマの抽出も楽々オートです。
 まぁ簡単に言えば、カメラの画質で動画が撮れるスペックと無尽蔵なメモリを安価に保有してしまうと、シャッターを切るという動作ではなくて、動画を撮ってどこを切り取っても金太郎飴のように写真クオリティになっている時代はもうすぐだということですね。誰でもビデオカメラを取っていて、この画像が写真で切り抜けて、コンデジのクオリティを持っていたらなぁと思う機会は多々あると思います。それが実現されてしまうということですねぇ。
 1000万画素相当の2倍画質のフルハイビジョンビデオ。ビデオがカメラを駆逐するのか?カメラがビデオに駆逐されるのか?時代の流れが楽しみです。そんなことを思いながら、まだまだアナログな世界を堪能できる幸せに浸りつつ今日もシャッターをパチリ。