2008年10月一覧

左アクセルとは何ぞや?

二輪ジムカーナ左アクセル(笑)

 引き続きVTRでライディングをチェックしていると、我ながら不思議なライディングスタイルを見つけました。それは通称「二輪ジムカーナ名物の左アクセル」。そーですねぇ、ジムカーナレースをしている人で、この挙動を知らない人はいないと思うけど、なぜ、そうしているのか?説明が付く人は少ないと思います。まぁ、まずは二輪ジムカーナ特有の「左アクセル」を見てください(笑)今回は、このなぞに迫ります。
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高画質で見たい人はこちら。
http://jp.youtube.com/watch?v=6eTSjXr-yI0
 そもそも、この左にアクセルを開けているように見える動作ですが、まず笑えるあなたは立派なこちら側の人(笑)そして、昔からマシンもライダーが変わっても、このような二輪ジムカーナならではの挙動があります。その理由が分かってきました。
 まずはこのVTRの解析から始めましょう。良く見ると分かりますが、このVTRは手前側で旋回した時計回りから、画面には見えていないですが、奥にあるパイロンを反時計周りに旋回するために、八の字で切り返しをしているものです。
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 ここで見るべきことは、バイクとライダーの位置。切り替えし前のバイクとライダーは右側にバンクしていますが、切り返しをする瞬間、バイクが右にバンクしているにも関わらず、ライダーは左へと体重移動をしてバイクを左側へと導いています。
 まるで教科書のようですね。これが視線の先行と荷重の先行による切り替えしです。小さなロックtoロックのような八の字ではバイクが起きて反対にバンクするまで待っていては時間も無駄に掛かるし、最小半径to最小半径では曲がれません。
 一見強引のようですが、バイクに対して一番重いおもりであるライダーが先に荷重を移すことで、スムーズに狭いセクションが走れるようになるのです。
 そして本題の「左アクセル」です。これは別にアクセルを開けているわけではありません(笑)当たり前か・・・。実はライダーの荷重の移動と深い関係があります。
 言葉で表すと難しいのでみなさんもエア切り替えし(今流行のエアーで)をしてみて下さい。まず、右に体を傾けてハンドルをエアーで持ったつもりになって下さい。さてそこで、腰は右バンクに残したまま、上半身を左にバンクさせる為に移動して下さい。ほらね、左肘を落とすと上半身も左楽についてきて、しいては腰も左に追従するでしょう。
 そうなのです。
 この「左アクセルとは切り替えしでライダーがマシンの挙動より早く次の旋回に向けて体位を移動している様」なのです。特に右にバンクさせているときは、左肘が高い位置にいて、急激に右にバンクすると左肘が低い位置に移動する。これが左でアクセルを開けているように見える正体なのです。
 どーですか?本日は二輪ジムカーナでも、マニアックな「左アクセル」について解析してみました。楽しいですねぇ。長年の疑問がすっきり(笑)楽しいと思った人は、こっちの世界の人たちですね(笑)
ということで、本日も就寝。
JAPANにエントリーする人。がんばってきてください。私は来年参戦します。来年の会場で会いましょう(笑)


文章上達を目指せ

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ブロガー必見! 文章上達のための 12 と1/2のルール
http://lifehacking.jp/2008/10/writing-rules/
 ほぼ毎日書いているブログですが、もっともっと上手く綴れるようになりたいと思う今日この頃です。上達しそうな、こんな記事を見付けたので、ブログや文章を書くことに興味がある人は元ネタを読んで見てください。なかなか、良いこと書いてます。
文章上達の 12, 1/2 のルール
> >1. 毎日かけば、毎日上達してゆく
 確かに。書けぱ書くほど上達する。自分もほぼ毎日書いているけど、着実に頭に浮かんだ考えをロジカルにまとめてキーボードを叩いて形にするってことが上手くなったし、開始した頃よりは短い時間でできるようになった気がしています。ライディングもしかり。毎日練習ができたときは上達のスピードが速かった気がします。よく残業しないで練習したよなぁ。しみじみ。
> >2. 書くのが飽きてくるような文章は、読者にとっても同じだ
 なるほどです。書いていて楽しくないと思うような記事は、読み手も楽しくないのですねぇ。当ってたる気がします。バイク系ブログはセッティングの数値と変更箇所を淡々と綴る人がいますが、自分のマシンでないので読んでいて実感が沸かないですよね。このように変えた設定は、どのような理由で、それにより、どんなことが得られて、他のマシンや人にはどんな役に立つのか?ってのが大事だと思う今日この頃。
> >3. 書くためのルーティンを決め、それを守ること
 なるほどコンディションっていうことですね。ジムカーナの練習も、充実するためのコンディション作りって大切だよなぁ。自分はまだまだ、綴るという作業に対して、この領域に到達していないです。
> >4. 詩は韻をふまなくてもいいし、詩は韻をふまないことがなくてもいい
 ライディングのリズムにも言えるなぁ。文章の表現とリズムは意図的に制御すべきということですね。自分はまだまだx2、この領域に到達していないです。
> >5. 実生活でも、文章でも偏見を避けること
 これは自分も目指しています。一般的なライディング理論とセッティング理論は、あくまで参考として自分はどのよう感じたのか?を表現したいと思っています。
> >6. 文章を書く人は文章をたくさん読んでいる
 やはり・・・バイクが速い人はアクティブにいろいろな練習や団体と関わっているのと同じですね。やはり自分だけの想像力だけでなく、経験と発想と外的刺激が大切なのですね。
> >7. 好きな言葉、本、場所、もののリストを作ること
 しいて言えばブックマークを整理していることが当てはまるかな~。
> >8. お話に意味や、教訓がなくてもいい
 速く走るには意味はいらない、まずは走れということですね。
> >9. いつでもノートをもって、ペンをもっていること
 これは続けいます。アイデアメモ帳とペン、カメラはいつも持ちあるています。
> >10. 散歩にいったり、踊ってみたり、雑用をしたりすること。それについて書くこと
 レースに例えれば、ショップにいったり、パーツ屋さんにいったりして、見たトレンドなどを観察して考察して、いろいろな視点から吸収しろということです。
> >11. 一つのスタイルに落ち着かないこと
 ライディングていうなれば、いろいろなポジション、体位(リーンアウト、イン)とか、変えて体感しこそ、今の走りが求めているものなのか?が分かるというものですね。
> >12. 一つの話題の両面を欠けるようになること
 なるほど。これはメリットがあれば対極にデメリットがあるわけで、パーツを交換たときにタイムが短縮した効果の背面になにがるのか?をしっかりと理解することで、もっと大きな効果となるということですね。
> >最後の 1/2 は…。
> >「こんなリストを見ているのをやめて、何か書くこと!」
ブログを書いている暇があったら、走れと・・・。
あれ・・・書くことに対する目から鱗な教訓が、ライディングとはなんぞやという話になっている。
・・・全て走ることを中心に考えて生きる。それも良し。
話戻して11番。ブログの純粋な話。
 筆者が自分のことを指す表現には「自分」「僕」「俺」「私」というように多種の言い回しがある。このルールを作った人は、表現を変える新しいことが見えると言っています。自分は自分を自分と(笑)表現するのを換えると統一性がないと思って「自分」と記載していましたが、これからは気の向くままに変えてみたいと思います。
 ときどき「僕は・・・」っていう書き出しをしたいときとかあったんだよね。変えていいよと言われると、すっきり。なんかセッティングも当てはまりそう。自分ではタブーと思っていても、やると効果がありそうなことっていっぱいありそうですね。あっ、また走る話かい(弩)
日々の物事をライディングの表裏として感じて生きる、僕はある意味幸せで、ある意味・・・。
ということで就寝。