WidebandCommander #10

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 ここまでのまとめ。クローズしたサーキットコースを自分のベストラップで走しり続けるとミスを除いて再現性ある時間と回転数とアクセル開度とAFRが記録できる。このデータを使えば自分のライディングを適度に補うことが可能なことが分った。繰り返し同じコースなら妥協点も見つけやすく、またライディングの下手さも少々リカバリーできる。
 そんなことで走っては録る。走っては録る。走るたびにパワーコマンダーのインジェクションマップは任意の仕様となるのだけれど、だんだん詰まらなくなってきた。ただセッティングをするために走るのは詰まらない。レースに参戦していないのでなぜかむなしい。基本的には速さを求めているのではないのだから、自由にマシンを操ってこそバイクは面白いはず。タイムを出すため、マシンが最大限に動くためのライディングはナンセンス、自分はタイムとセッティンに支配をされている。レースで勝ちを狙わないのにセッティングをしていると自分は何でバイクにのっているの?と疑問に陥る。
 もしこれがレースに勝つためのものであるならば、ひたすら努力しても実るものがあるけれど、レースに参戦していない今、マシンが良くなろうともその差は微量であまり意味を成していない。空燃比が若干ずれていようが基本的にマシンが壊れない範囲でかつ気持ちさえよかったらそれでいいのではないか?
 トルクを出したいところを、チョイっと足して、レスポンスが悪いところをチョイっと下げてみる。その程度、いいのではないか?うん、ちょっと方向性を変えよう。