ADV160一覧

ADV160 : 趣味のカスタム

さて今日はADV160は11月発注で12月納車で進めようと思っています。その間に、便利にツーリングするためのパーツと以前からキラキラ感の為に重くなるだけwのパーツも付けてみたいなぁと思うものをリストアップしてみました。積み上げるとトータル10万円程となります。3番は安いのでゲットするとして、1番のパーツはマスト、2番はBから進めて順に試していくことにしましょう。

1. 電装系のカスタマイズ : 合計 54,000円 (Amazon)

・グリップヒーター : 冬はもはや必須 28,000円
・ GoPRO電池3個充電システム : ツーリング撮影が快適 2,000円
・ カーナビ(スマホ)の電電供給 : フロントパネル周りに装備 2,000円 
・ 電装系追加のハブ : 集約で故障追跡が簡単 2,000円
・ ETC2.0 : 悩んだけど付けとくことを決意 20,000円 

2. キャリアのカスタマイズ : 合計 35,500 (Amazon)

普段はBにしておいて、出かける時にAとCに付け替える
・形態A : バックレストの最適化 / 妻の快適使用 17,500円
・形態B : 普段使いにボックス化 / 普段使い用 15,000円
・形態C : 大型化でキャンプ道具搭載化 / ロングツー用 3,000円
AliExpressだと半額程度。

3. 無駄だけど所有感向上パーツ : 合計 11,050円 (Aliexpress)

・ステッカー : 乗りたいテンション20%up 400円
・メーターフレーム : 所有感アゲアゲで笑顔ゲットw 2,000円
・ハンドルガード : 冬場の風除けちょっと暖かいw 1,250円
・マスターの蓋 : 所有感アゲアゲで笑顔ゲットw 1,000円
・ハンドルブレスブロック : ナビステーで活躍予定 2,000円
・ナンバーステー : 後ろ姿を見る時に笑顔ゲットw 600円
・バルプキャップ : 空気圧チェック時に笑顔ゲットw 200円
・買い物袋ステー : ヘルメット簡易引っ掛け 300円 x 2
・ショートレバー : これは指1本掛けで必需品 3,000円

3. ETCの搭載

二輪用のETCについて調べてみました。注目すべきは「ETC2.0」を選ぶと使える割引制度。例えば「二輪車定率割引」では、土日祝日に80km以上を走ると37.5%オフになる仕組みがあり、名古屋~松本間(約200km、通常約4,000円)が2,500円程度に。帰りに下道が面倒だなぁとか思った時に1回で約1,500円の節約になる計算です。基本的に時間はたくさんあるし、燃費 = コストで160ccを選んだので、積極的には使わないけれど、何年かすれば、元を取れちゃうと思うので、初回カウルを外す時に施工しちゃうのが良いと判断しました。


ADV160 : 見積へ行ってきた。

ADV160が描く、二人のこれから

今日は妻と一緒に、ホンダドリーム店へ。目的はADV160の見積もりだった。
二人でバイクの見積もりをしたのは、現役の愛車CBR600RR以来。あのときも特別な瞬間だったが、今回もまた、自分にとっては大きな意味を持っている。ただの「乗り物を買う」ではなく、二人のこれからを少し変えていくきっかけだからだ。

これまで、自分のバイクはレースやワインディングに寄り添っていた。速さを探求し、コーナーを自在に駆け抜けるための相棒。だが、今回選んだのは自動変速のスクーター。理由は明確だった。求めているのは「限界の先」ではなく、「出かけることで出会う何か」だからだ。

商談テーブルでカタログを見ながら、二人で話す。

「燃費、40km/Lってすごいね。今の3倍も走れる」
「それなら、カフェもう一軒寄れるね」
「後ろにバックレストを付ければ、二人乗りも楽になる」
「私も乗りやすいなら……頑張って乗ってみるか」

そのやり取りに、心が少し熱くなった。妻にとってタンデムは決して楽ではない。それでも「やってみよう」と言ってくれることが、自分には何より嬉しい。

見積もりは車両本体のみをお願いした。整備や調整はすべて自分でできるからだ。ただし、それとは別に、妻のための快適装備は用意するつもりだった。バックレストやシートの工夫、リアキャリア。話題の中心は自然と「どうすれば二人で楽しく乗れるか」へと移っていった。

思えば、これまで二人で続けてきたのは、名古屋の街を歩く散歩や、ちょっとしたカフェ巡りだった。バスや電車で移動しながら、気になる店をのぞいたり、ラーメンのイベントを眺めたりするだけで十分に楽しかった。それが今度はスクーターに置き換わる。風を受けながら、二人で少し遠くまで。行き先にあるのは、知らないカフェや小さなケーキ屋かもしれない。

「今までの“バスでのCAFE巡り”を、“バイクのCAFE巡り”に変えてみようか」
「いいね。知らない道を走って、寄り道するのも楽しそう」

CBR600RRは、これからも自分にとって特別な存在であり続ける。けれどADV160は、夫婦の時間を新しい形で広げてくれる。速さや限界を求めるのではなく、笑顔と会話でできた時間を重ねていくための道具だ。

夕方、ショールームを出ると、ガラスに反射する光を眩しそうに見上げる妻の横顔があった。その表情を見て、自分は確信した。今日の選択は小さな一歩に見えるかもしれないが、二人にとっては確かに大きなピボットだ。

ADV160で描くのは、新しい景色ではなく、二人で紡ぐこれからの時間。
彼女の笑顔を作れる移動手段。
それこそが、今の自分にとっての新しい“速さ”なのだ。