renovation一覧

リノベーションの道【3】キッチンの選択

我が家のオープンキッチン

選んだ理由はリビング空間との連結

左のスナップはリノベーション 前のキッチン。アーチ型から始まる入り口で分離された空間になっていて、壁紙や光を透過するロールカーテンで明るくなるように設計されていますが、一つ問題がありました。それは食事の準備をするときに妻が1人っきりということです。

使い勝手

結論よかった。妻が料理をするときにダイニングソフォーに座っているときにお話ができるし、料理を作ったら一緒に運べる。いい感じです。まずは閉鎖されたキッチンスペースから妻を解放することができました。

「収納スペース」と「ゴミ箱の設置」「油汚れ」の問題

妻の1人作業を解決するために選んだのはアイランド型のオープンキッチンという仕組み。この形を選択することで、妻が1人っきりで料理をする状況を打破。そこで気になることは三つ。

「収納スペース」と「ゴミ箱の設置」の工夫

天井からの吊り収納をやめることで空間が広がりをチョイス、でも収納スペースが半分に。解消策は背面に収納の設置。造作壁の内側にキッチンと同じものを収納を入れることで解決しました。今回、その1/3を空間としてゴミ箱を設置したのですが、これがよかった。邪魔なゴミ箱をきれいにかつお洒落に生活することができるようになりました。ここら辺がモデルルームと実際の生活で必要なパーツの違いですね。この仕組みは選んで良かった。

難題は「油汚れ」の対策

完全な小島となる憧れのアイランドキッチン。実生活では汚れとの戦いかとなることは確実。我が家はカッコ良さののために掃除するスタイルではありません。今回の工夫は換気を壁側に配置、側と背面にも壁を設置。こうすると右側の空間以外は概ね汚れが防いでみる。極め付けはIHコンロでガスに比べて鍋やフライパンが振れないため油汚れが飛び散らない仕掛けをチョイス。使ってみて良かったことは温度管理も秀逸で吹きこぼしが激減、汚れ対策にはメリットがありました。結果は良かった。生活して3ヶ月ですが、確実に汚れは防げている。

反面デメリットも。餃子のような焦げ目をつけて食べる料理が上手く作れない。IHの熱の伝わり方がセンターからの伝導なので真ん中が焦げて端がカラッといかない。水分を媒体として均一になる煮込み料理は温度設定が簡単に再現できるので腕が上がったかのようになるなど良し悪しがありました。IHコンロが壊れたらガス配管は用意しているので、ガスに変更ということもできるので将来また中華が恋しくなったら変更も考えてみましょう。

システムキッチン選択の決めてはホーロー材

コンセプトが見えた段階で、ショールームを回ってキッチンを調べてみる。どのメーカーでも基本できることがわかる。トレンドも一緒。今回、そんなことから選択したのはタカラスタンダード です。決めてはホーロー材質、収納扉から構造体までがホーローでできているのは機能的にも性能的にも美しいので選ぶ。

・タカラスタンダード : エーデル

グレードは一番ポップな造詣のエーデルを選択。日本の家具って、高いグレード = 高級なんだろう。せっかくホーロー材質なんだからホーロー鍋みたいなポップデザインを追求すれば良いのに。例えばエーデルのチープな樹脂部分をやめてダイキャストにしたり。ポップなデザインを貫いたトップグレード版エーデルを作れば良いのになぁと思いながら選択完了。

  • ホーローキッチンパネル
  • アクリル人造大理石シンク
  • ビルトイン食洗機
  • ホーローレンジフード

見た目に綺麗のと新しい材質を使ってみたかったので挑戦したのはフル・アクリル樹脂のシンク。定番であったステンレス材質に対してどんな良いところがあるのだろうと興味があり体験したかった。実際に使用してみるといい感じですね。一つは料理をするときに視界に入る天板が淡グレーで華やかで気持ち良い。触ると樹脂なので冷たくないのも良いし、金属特有の匂いもない。実際に使ってみると、良いことだらけで神経質にならなくとも使えている。選択して良かった。アクリル性シンクも違和感なし。選んで良かった。あとは経年劣化がどうなるかですね。

コスト

  • 定価 ¥979,500 (工賃¥195,000) 合計 ¥1174,500 税別

タカラスタンダード は値引きなしっていうのが痛かった。もし3割引してくれるメーカーを選べば実質の150万のシステムを組めたかもしれません。そこは探求すると幸せにならないので割愛。

ホーロー材質と共に暮らすを選択したことプライスレス

引用掲載 : https://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/

思い出のスナップ写真

ショールームでホーローのこの濡れた質感に感激


リノベーションの道【2】風呂の選択

我が家のお風呂

選んだ理由はバスの材質

バスのサイズは金属。子供の頃、断熱性があまりないFPRの風呂に入っていたのですが、小学生の頃に父親がどこからかステンレス浴槽をもらってきて交換したことがあります。その時、そのお風呂に初めて入った時、うっと声が出るほどに肌に伝わってくる熱量が全然違うものでした。子供ながらにステンレス浴槽はすごい。こんなにも温かみが違うなんてと感動したのです。今でもその時の感覚は鮮明な記憶に残っています。そんな体験から選択したのはタカラスタンダード製の鋳造浴槽。でも高価だったので選択肢から外しました。そこでステンレス浴槽を探すことに。そうすると、なんと2019年現在、タカラスタンダード 一択であることがわかりました。ステンレスの浴槽自体はまだ各社販売していて安価ですが、ユニットバスとしては存在していないのでした。不思議ですね。人気がないのでしょうか、それとも私が体感した金属の風呂に入ると体感伝わる温度が高いというのは気のせいなのでしょうか。おそらくFRPは断熱性はステンレスより高いので時間経過に対する温度低下の性能は高いと思うのですが、金属は材質自体が持つ熱量が高いので、人間という湯の温度より低いものが入った瞬間に水が冷めるスピードが金属に蓄熱した分だけ緩やかなのではないかと思っています。極端に言えば、ダッチオーブンで唐揚げを揚げるとカラッと揚げられるのと同じ原理ですね。おそらく鋳造>ステンレス>樹脂という体感だと思います。

サイズ

お風呂に求めた条件は、本当は1.2m x 1.6mサイズ1216と小さいのでワンサイズ広くすることでしたが、パイプスペース位置と玄関の間に配置されていることからサイズアップはできないため同じサイズをチョイス。

でも結果論ではあるけれど、良かったです。実は我が家は朝晩と風呂を沸かします。息子が朝風呂に入るためです。また花粉症になる季節は風呂に設置したガス乾燥機で乾かすため、ガス代と水道代がめちゃ掛かっています。もしワンサイズ風呂が大きくなったらば水道代が増加、室内が広くなったらその分だけガス代が掛かったと思うと、本当に良かったかも。

バスの形

絶対的な希望ではないですが、四角い風呂が造形的に美しいと思っています。さっきの話と矛盾しますが、最近の風呂は水道代を浮かすためか、風呂の構造が段になっていて狭くなっています。また風呂の形状も曲線となっていますが、昔ながらのお風呂形状が好き。またおそらく水の量が多いほど入った時の暖かさが体に伝わる熱量は大きいと思うのです。性能的にも同サイズなら水量が多い方が良いだろうと思っているためです。

さてオプションですが、選択したのは、浴槽の高断熱オプション、光断熱フタ、フタの壁置きユニット、タオル掛け、ワイド鏡、物干し2本、ダウンライト 化。あと扉を折戸から二枚引き戸に変更しました。この引き戸を選んだ理由は、折戸は掃除がしにくいので一番カビが生える場所という過去の経験から避けたかったからです。そうそう別途綴りますが、浴室乾燥は純正品と同じものが東邦ガスで販売されていて取り付けても工賃含めて安上がりだったのでそちらをチョイスしました。そして壁のアクセントカラーですが、このエメロード はグレードが高くないため選択肢が少なく気に入ったものがなかったのでホワイトで柄なしを選択しました。

さて風呂の設置で問題が発生しました。お風呂には梁があるので浴室乾燥をつけるとダウンライト のスペースがないことがわかりました。対策としては三箇所を二箇所にして、梁で影ができないように壁つけのLEDライトをつけることにしました。この壁付けLEDライトを探した結果、丸い形状しかない。先ほども話しましたが角い形状が好きなので、LED照明メーカーからバスメーカーのオプションまで何時間かかけて探したところ、1社だけ四角い形状でかつ自分のセンスの範囲にあるお洒落なものがあることが判明、LIXILのスリムレクタ照明(LED)白昼色光。さっそくリフォーム施工の担当さんに、それを部品で取り寄せることができるかと確認するとできるとの回答。無事選定終了となりました。

こだわりのパーツ

  • タカラスタンダード エメロード : ステンレス浴槽なので一択
  • 浴槽高断熱
  • フタの高断熱タイプ
  • 固定タオル掛け
  • 二枚引き戸
  • 物干し竿2本
  • ダウンライト 2箇所
  • 浴室乾燥機
  • ワイド鏡

こだわりのポイント

  • バスの材質がステンレスで体感が暖かい
  • 壁がホーロー
  • 四角いLED照明のデザイン

使ってみて分かったこと

  • 照明を白昼光にしたけど、暖色にしても良かったかも
  • タオル掛けは固定タイプなので再配置ができなかった
  • 全てホワイトを徹底したけど、アクセントあっても良かったかも

コスト

  • 定価 ¥636,100 (工賃¥155,000) 合計 ¥791,100 税別
  • LED照明は定価¥15,400 税別

思い出のスナップ・タカラスタンタードショールームにて