車がない生活とは

車がない生活ということに新しい価値はあるのであろうか。

  • 電車の旅は車と違う景色や店舗が見えてきそうである
  • もし美味しいものを買いたい場合は片道210円で都心にでる生活
  • 回数は減るけれど車中泊をせずに宿に止まる楽しさ
  • 帰省の時に都内観光がし易い
  • 4WDスタッドレスが借りれれば真冬の温泉旅行に行ける
  • もしスクーターを買えばバイクとの距離が昔のように近くなるので嬉しい

こんな感じで、新たな発見は多岐に渡るとも言える。うむコストだけで言えば2万円から5万のコストダウンという魅力もあるが、新しい生活のスタイルで新しい出会いが色々とありそうである。一旦やめてみて楽しもうと思う。

5年後の展開

  • 58歳にハイエースを手に入れれば車中泊旅行が68歳まで楽しめる

やってみよう。


車に年間63万使用している

26年間もの長い間生活に常に寄り添っていた車を使った生活を一旦止めようと思っている。理由は単身赴任で買い物以外に使わなくなったから。私は22歳からハイエースを3世代の型式に渡って乗ったきた。常にバイクや自転車などを乗せて各種レース競技をしてきた。練習やレース当日、ハイエースがあると本当にゆとりを持って参加でき集中できる。トランスポーターを使わないレース活動はありえない。でも、普段使いで言えば中型貨物車のハイエースは燃費も悪いしかなりの維持費が掛かっている。まず年間の駐車場が12万、バイクなどを保管するガレージ代が12万、保険がバイクと車で6万円、毎年の車検と税金で13万円、タイヤ代が年換算1万円、ガソリン代は年間10万円程度、洗車代が1万円。高速道路が帰省で往復2万で2回=4万、旅行で往復1万が年4回=4万、ざっと63万円である。月平均で言えば5.25万円も使っている。単純にコストで考えると車をやめると大きく出費が軽減される。

メリット

  • 車に年間63万使用しているため手放すと大きく費用が抑えられる。

でもプライスレスな価値も非常に多いのも事実。我が家の車はハイエースのハイルーフでキャンビング仕様。オートキャンプに出かけた時、めちゃめちゃ便利で楽しい。好きなだけ荷物を積んで行けるし、雨が降ってもテントを張らずに宿泊できるので雨の日のキャンプもできる。多い時は年間5回から10回していたし、しない年でも温泉に入りに山深くの場所に出かけるのも3回は行う。又、年末年始、夏季休暇の家族での帰省では車中泊も楽々である。そして週末の買い物は美味しいお刺身はあのストアー、焼き鳥はあのスーパーなど、移動ができると店の選択肢が広がる。米、ペットボトル、トイレットペーパーなど好きに変えるところも魅力的である。

デメリット

  • 食材を買いに行く店が限定される
  • ショッピング時の運べる量に制限がかかる
  • 重い荷物を購入することが面倒である
  • キャンプに行く時の楽しみの幅が限定される
  • オートキャンプに行けない。
  • 我が家は車中泊で旅行。これからは宿泊費が掛かる。
  • 趣味の温泉に行くコストが高くなる
  • ヒルクライムをする場所に気軽にいけない
  • バイクの車検が切れた時、車検場に運べない

裏返すと全てメリットとなり、あったら大変便利である。いやぁ毎週の生活からイベントまで多岐に渡るメリットがある。そもそもメリットを生かした生活をしていると言っても過言ではないかもしれない。もし車をやめても旅行などのイベントを継続するのであれば、家族4人で東京の実家に帰省すると新幹線代だけで片道1.1万だとすると3.5人計算で1.1*4人*往復2=8.8万円、2回すると19.6万円、もし名古屋から白骨温泉に2回日帰りしたとすると片道0.75万なので0.75*4人*往復2*2回=12万。キャンプも同様で12万。毎年しているイベントだけで33.6万円である。と言うことは差額29.4万。ロードバイクのヒルクライムを年間5回練習してレースに1回でるときにレンタカーを借りたとすると1回1万として6万円も考慮すると23.4万円

差し引き

  • イベントを継続する場合の削減効果は29.4万(23.4万円)である

うーむー、結局月額で言えば2万程度のコストダウンである。2万もとも言えるし、2万円しかとも言える。うーん悩む。お金でだけで言えばメリットだが、暮らしの潤いで言えば月額2万円の投資は捨てがたい。妥当ではないだろうかとも思える。