パワーコマンダー一覧

RS-05の印象

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名古屋の真冬の早朝は寒くて
ワイヤーロックさえ外したとき固まっていて輪っかのまま(笑)
そんな季節感いっぱいの街中から山里目指して
名古屋の真っ直ぐで走りやすい道を流しながら
CBR600RR’07 + US Yoshimura RS-05と会話を楽しみました。
セッティングはM127-001A(75%)
アクセルを開けていて気がついたこと
まずはノーマルマフラーのときの激太トルクが普通になっていること
排気を詰めるとトルクがでて、排気を開放するとトルクが減る
また燃調が濃いとトルクは回復して、薄いと減る。
どこにでも情報が落ちている当たり前のセオリーですが改めて体感です。
次にトルクの立ち上がりがフラットになっていること
今までは完全なノーマルだ5000prmから、ノーマル排気+M127-001A(75%)だと
3000rpmからモリモリとでてくるトルク、エンジンが吼え始めるところが
RS-05 + M127-001A(75%)だと体感できるほどに滑らかになっています。
今までアクセルを開けるとガオーって吼えるところがないので
気がつくとスルスルと回転数が上がって
いつの間にか5000rpmを超えているという感じです。
排気と燃調を変更することでエンジンの回り方が変わるんですねぇ
よく雑誌で書いてある、気持ちよく全域回るエンジンってのは
このフィーリングを突き詰めていくことなのかなぁと思います。
あとはギアを上げていくときに回転の落ち込みが大変少ないことに気がつきます。
いつものように常に5000rpmキープで早めに上げていくときに
通常は神経細やかに操作しないとギア上げで少し落ち込む回転数が
ラフに操作しても落ちていません。
いつも俺って下手だなぁなんて思っていたのが、上手くなった気分がします(笑)
ということで見えてきた味付けのレパートリーをまとめると
トルクはどの程度にするべきか?トルク重視にするしない?
またエンジンは回転数の回り方の気持ちよさを重視するべきか?
それとも二次的に吼えるさせるべきか?ということになります。
燃調の増減でどの程度の可変範囲があり
どれが好みのフィーリングなのか?見極めていきたいですねぇ。
激太トルクでモリモリと里山をクルージングってのも楽しいし
繋がりが良くスルスルと気持ちよく回わるエンジンでスポーツってのも楽しそうだし
悩むところですねぇ・・・
さて次回の散歩で試すマップイメージができているので作成するとしましょう。


09年走り納めとMapAタイプ

今日は晴れ最高のバイク日和です。ということで今年最後の里山走りに行って来ました。
 さすがに真冬、いつもの5時起きはやめて、7時に起きて準備。いつもと違うのはバイクを出してまずはパワーコマンダーのマップをセット。今日はオリジナルで作ったAタイプの補正50%バージョン。一度書き込んで、確認のために読み出して・・・とOKです! 準備万端。
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 今日もいつもの里山を中心に走ります。しかーし、やはり年末ですねぇ、山中の温度計は2℃です。寒いというより冷たい。でも寒いより怖いのは路面です。冬の太陽が差し込む路面は光に照らされてキラキラと輝いている中、まさか凍っていないだろうなぁと用心しなからアクセルを開ける。うーん、冬の醍醐味。
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 そんなこんなで走っていたのですが、肝心のインジェクションのフィーリングは・・・。やはり凄いですね。今まで山里を6速で流して走ると5000回転まではダルイ感じでトルク感が無かったのですが、3000回転位からモリモリとノーマルの5000回転程度のトルクが発生しています。なんかオートマにでも乗った感じ(笑)確実にペースが上がっています。良いですねぇ。
 そして、このトルクバンドが低いところからでる現象は街中で走るときも有効でした。信号から信号へとコマを進めるときに、ついついスピードが出てしまいます。なんていうかアクセルをいつものように開けているだけで、いつもよりアクセルの開度が上がっているような。あっ当たり前か?プラスに補正しているのだから(笑)
 問題点も三つありました。一つはアクセルを閉じるときに急激にエンブレが掛かるポイントがあります。3000rpm前後かな。あと一点は止まらないことですね。九十九折の里山を走り抜けるときは、まるでフライホイールでも重くしたかのように、良い具合に回転の落ちが防げて確実にアベレージが上がっているこの広いトルクバンドも街乗りでは邪魔です。信号で気持ちよくアクセルを開けて繋げていき、運悪く赤信号があると止まるのが大変。ノーマルの設定ではエンブレが効いてブレーキもそんなに全開でかけなくても止まれたのに、今回のセッティングでは、一生懸命ブレーキを掛けないと止まりません(笑)
そうですねぇ、理想的には街中ではキビキビとエンジンブレーキが効いて、お山ではトルクとパワー全開って仕様が理想です。もう少し両立を目指してみましょう。そうかぁ・・・本当は切り替えができれば最高なんですねぇ。そして、前回走ったMax+20補正と今回のMax+10(50%)補正の違いですが、一言でいうと、エンジン回転の繋ぎは同じパターンのまま、やりすぎ感を無くした感じで良かったです。次はあえてのMax+5(25%)補正で走ってみたいと思います。いやー楽しいですねインジェクションのセッティングって。昔、CBR600F3’97のときはジェットを変更するたびにバラシテいたのにパソコン一つで変えられるなんて、本当に技術の進歩とは素晴らしいですね。
 そうそうマイ・クリスマスプレゼント第二段のヨシムラRS-5ですが、ようやくセントレアの税関に届いたようです。明日、無事発送ということなので到着が楽しみです。あっでも、その前にお勧めの国内仕様’07のオリジナルマップの完成をさせたいですねぇ。上記の不具合がバランス良く改善されるのか?両立はできないのか?しっかりと見極めたいと思います。