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ADV160 : 行きたいところ

ついに始まるロングツーリング計画

友人たちの刺激と、自分の高まる想い

東北や北海道、九州、そして信州へ。50歳を過ぎたあたりから、友人たちは次々とロングツーリングへ出かけ、SNSには楽しそうな旅の記録があふれていた。それを見るたびに、「自分もいつかは」と心がざわめき、行きたい場所のリストが少しずつ膨らんでいった。そうして溜め込んできた行き先が、この「ロケーションマップ」だ。

マップに詰め込んだ夢の行き先

私の興味はシンプルw 各地の源泉や秘湯の温泉、個性豊かなワインディングやスカイライン、そして絶景の湖や自然の景観、バイクの博物館巡り…。旅で見たいものと体感したいものである。もちろん食べたいものもあるので、今度Mapに埋め込もう。

これらをマップにひとつずつ追加していけば、やがて線がつながり、自分だけのツーリングコースが出来上がる。まるで宝の地図を描いているようで、準備の段階からすでにワクワクが止まらない。

これまで走り出せなかった理由

実を言うと、これまでロングツーリングに出られなかったのには理由がある。私の愛車はワインディングを攻めるためのスポーツバイク。積載は苦手で、燃費は14km/Lとお世辞にも良くない。さらに雨や泥で汚したくないし、林道やダートは到底似合わない。用途でない使い方をすることで各部が劣化することが嫌だったので「このバイクでは旅に出られない」そんな言い訳を胸に、長いツーリングは先送りにしてきたのだ。

新しい相棒と、新しい覚悟

だが今は違う。新しく迎えた相棒はスクータータイプのアドベンチャーバイク。積載性は抜群で、ブロックタイヤのおかげで多少の林道やダートも怖くない。そしてその名の通り、アドベンチャーを走るために生まれたバイクだからこそ、汚れるのも宿命。CBR600RRのように「大切すぎて走れない」なんてことはない。むしろ汚してこそ、その価値がある。

旅立ちの準備が整った

さらに環境も整った。仕事を一旦ペンディングして、長い時間を旅にあてられる状況になったのだ。バイクも環境も、そして気持ちも。すべての条件がそろいつつある今、いよいよ本格的にロングツーリングに向けて走り出せる。いゃぁ、ワクワクが止まらない。これから準備や調査を進めながら、夢の地図を現実の旅に変えていこう。

続く