今年愛車となったCBR600RR’07。共に走り始めた一年で、一番印象に残っているのは、忘れもしないシェイクダウン当日の最初の曲がり角。びっくりしました。あれれ、こんなに簡単に曲がれるなんて…。視線をコーナーの先に向けなくても、肩の力が入っていても、曲がりたいと思うだけで自由自在に曲がっていく。この感覚は上手く文章で表現できないのだけれど、同じ二輪車なのにCBR600F3’97と比べて、本当に10年前という進化と言うべきものでした。それから彼と共に二輪ジムカーナレースに挑んだ分けですが、シリーズを戦って感じたことは、最初の印象とは全く逆、セパレートハンドルで「全てのセクションを自分のイメージのままに走ることの難しさ」。速く走らなくても良いのだけれど、ライン取りやマシンの取り回しを全て完熟歩行したときに描いたベストラインで走りたい。それも妥協をしないで攻める形で走りたい。今年はその難しさに気づけたということと、その走る目的が明確にできたということが、最大の収穫だったかもしれません。来年の目標は自らのイメージを体現する。攻めの走りで勝ち取りたいと思います。来年もNo Race No Life(レースのない人生なんて)、そしてSlow Race(スロー・レース)を体現していきたいと思います。今年一年ブログを読んでありがとうございました。来年もレースを通じて、子持ちパパが走る姿を綴っていきたいと思います。みんなのアクセスは走るモチベーションともなるので、ぜひ読んでやってください。
あっ今日のスナップは茨城県の那珂湊の魚屋さんにて。年末の買出しに多くの人が来ていました。
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2008年とは?(前編)
今年も残すところあと二日となりました。そろそろ一年を振り返ってみましょう。この37歳の2008年という年は、我が人生の1ページとしては、総じて良い年となったと思います。公道を走れるバイクを再び手に入れて走り回ったこと。そのバイクと真正面から向き合って、ジムカーナレースにシリーズを通して参加したこと。そうそう走るためにダイエットと筋肉を鍛えて体形を戻したなんていうことも、今思えば大きな変革となったような気がします。その始まりの全てはCBR600RR’07でした。彼の軽さというインパクトとフォルムに一目ぼれしたことから始まった出会いですが、実際に手に入れて跨って走っても、彼は十分に自分を満足させるものであり、本当に素晴らしい出会いでした。続く