2009年02月一覧

ROCH CX1 発売

RICOHCX1.jpg

新しい機能が搭載れてROCHのR10がCX1という名前になり新登場しました。
WIRED VISIONの記事を抜粋すると
1)CX1は、最大で7つのショットを瞬間的に撮影するが、これらはそれぞれ合焦距離が異なり、撮影後に好みの写真を選ぶことができる。
2)最後はホワイト・バランスだ。CX1は、1枚の画像を複数のパートに分割し、パートごとに異なるホワイト・バランス設定を適用できる。
3)120コマ/秒というとんでもない速さで撮影することができる。解像度は640×480ピクセル。
WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/200902/2009022021.html
らしいです。
 なるほど、それは使えますね。コンデジ遊びが好きな自分には、ぜひ挑戦してみたい機能です。例えば7つの焦点撮影機能は、WIRED VISIONの記事にもあるように、研究の世界で使われている三次元顕微鏡で流行している、全ての画像でピントが合っている映像を作れるかもしれません。また。パートごとにホワイトバランスを調整できれば、空は青く、山は緑に、海はエメラルド見たいなスナップ写真が画像処理なしで撮れるかもしれません。また、その機能のミスショットを得る方法をマスターすれば、更に楽しい絵が作れるに違いない(笑)期待大です。
 ということで今回もR10を底値で手に入れられました。計算通りなので満足です。また底値になったときに、CX1もゲッチューしてみたいと思います。携帯電話もそうですが、型遅れを買い付けられれば、ほぼ半値で楽しめるので価格が下がるというものは、最高な仕組みです。本当は、製造業界で働いているので、負の循環となり、我が給料的には駄目な仕組みなのですが・・・。
 とにかく来年辺りが楽しみになってきました。価格.comに登場したら価格リサーチ機能に登録して価格の定点観測をしたいと思います。


ライディング理論とは?その3+

20090215b.jpg
 スナップは我がハイエースについている動いていないタコメーター。前に乗っていた車から取り外して付けたのですが、当時は車種対応していないとメーカー記載に書いてあったので、そのまま無配線で放置(笑)また、長い人生の中で、いつかコントローラブルな車を手に入れることができたなら、シーケンシャルにパワーを繋ぐポイントをLED点灯で教えてくれる、このタコメーターを付けたいなぁなんて思いながらパチリ。
 今日のお話は、以前、いくつか存在するセッティングによって感じる感覚と物理的定理のすれ違いについて溝を埋めてみるという試みをしていたときの記事に、グレートブルーさんから、とても貴重なアドバイスと視点を頂いたので、それについて考えてみたいと思います。
まず、そのときの記事はココで復習。
ライディング理論とは?その3
http://mcandsmile.blog.so-net.ne.jp/2008-10-16
そして、 グレートブルーさんから頂いた原文にコメントしたいと思います。
はじめまして

フォーク突き出しのことについて検索しててこのページに行き当たりました。
フォーク突き出し時の挙動が一般に言われていることと逆に感じることについて
私の考えを書かせていただきます。

グレートブルー さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
MC_SMILEさんは、前輪加重増加により前輪の動きが実際にはクイックでなくなっていると考えられていますが、私の考えでは、前輪の動きはクイックになっているが、それが返ってバイク全体の旋回挙動を緩慢にさせているという考え方です。以下、どうしてそういうことが起こるかのの説明です。
読んだ結論を先に言うと、確かに。
貴重な視点をプレゼントしていただいてありがとうございます。

トレールが減ると、前輪の直進性が減るので、バンキングしたときに内向陀が付く反応がクイックになります。
内向陀の反応がクイックになるということはバンキング初期から旋回が始まり、その結果生じる遠心力によってバンキングを止める作用が働きバンクの速度が落ちます。

その結果そのバンキング速度とつりあうような速度でしか内向陀も付かなくなります。こうなるとライダーの感覚としては、もっと寝かしたところで速い速度でクルっと回りたいのに、そのバンク角に至る前から前輪が勝手にバランスさせてしまうので、小回りしにくくなったように感じると思います。

なるほど、ライダーがバンクさせるときに、内向陀の作用が早く効くということは
吊り合うように安定をもたらせてしまうのですね。なるほど。
エアライディング(笑)でもイメージできます。
逆にトレールを増やして前輪の直進性を強くすると、バンキングに対して遅れて内向陀が付くため、バンキングを止める作用が弱く、パタッ寝るような感覚になると考えられます。そのまま前輪任せにしているとフラッと内側に倒れるような感じになるので、ライダーが無意識にハンドルを内側に切ってバランスさせる結果、早いバンキングとその後の人為的内向陀によって、パタンと寝てクルっと回るというクイックな動きになると考えられます。
自分は、旋回中のバンキングとステアリングの切れ込み具合は、バランスを見てセッティングをしています。そのバランスという言葉を深堀すると、操舵角がバンクスピードを妨げないように、しかしバンクをしたときには、必要最低限の舵角がついているようにするということ。
「パタンクルッ」の表現は的を得ていて、バンクと操舵角の良いバランスを持ているということは、必然的に操舵角の不足分を更に付ける必要があります。そして舵角をつける時には、エンブレでの減速やブレーキによる減速、遅いからハンドルを引くとか、言葉を借りると、人為的内向陀を意図的にも無意識にも必ずしていますね。確かに。
また、バンキング速度が速いとジャイロ効果によって前輪が切れる速度も速くなるので、ライダーが人為的に舵を切らなくても、バンキング中の内向陀はしっかり付くことも考えられます。

ここは、ジャイロ効果の作用がイメージできないので、「しっかり付く」がうまくイメージできないのです。勉強不足です。速いバンキングが、「しっかり」に結びつく、エアライディングイメージもでてこない。ジャイロ効果を勉強して、更に実車に乗ってイメージしみたいと思います。もっと走る必要性がでてきました。励みになります(笑)
すなわち前輪の動きがクイックであることと、バイク全体の姿勢変化がクイックであることとは別だと言えます。前輪の動きがクイックであるということは、バンクした車体に対して即座に反応して、それ以上倒れないようにバランスさせてしまう作用が強いということでもあるので、すばやく必要なバンク角まで持って行きたいライダーにとっては邪魔をする方向に働くことにもなる訳です。
ありがとう。たしかにそうですね。
旋回イメージには「バランスさせてしまう作用」があるというキーワードは大切ですね。私のライディングの構成にも、しっくり来るので、これからの理論生成時につかわさせて頂こうと思います。
あっ・・時間が・・・会社に行かなくては(笑) 後編は明日に。
続く