STRIDER STEP2

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 晴れてるけれど冷たい風が吹く中、子供達を連れて河川敷の公園に。クロスカントリー気分でSTRIDERの初練習です。まずは肩慣らしということで、ぷらぷらと土手を越えたり(もちん彼らのマシンを担いで越えるw)芝生を走行したりウォーミングアップ。
 今回は4歳でのクロスカントリー・デビューということで、ヘルメットもいつもよりしっかりと紐を詰めて脱げないようにしたり、ニーパッド、エルボーパッド、モトクロスグローブ(子供用の本物)、ボディにはベストを着せてフル装備をさせたので派手にコケてもらいました。彼曰く、補助輪付き自転車の練習より痛くなかったとのことです。「痛くない~」って驚いてました。特に以前の軍手は手が痛かったのにモトクロスのグローブは、まったく痛くないので効果絶大とのことです(笑)
 また練習をしていて驚かされたことは、走っていて彼から「ハンドルの位置をもっと高くして欲しい」と言われたことです。びっくりしました、4歳にして、そんなことが分かるんですねぇ。生まれて初めてのセッティング。本能的にハンドルは、この位置で持っていた方が楽らしいということを感じているらしいです。
 そして、このSTRIDERは奥が深いですね。バタ足で走る、止まる、曲がるの他にも、足をフレームに乗っけて滑る、リーンインにして旋回、リーンアウトにしてターンとか、本当のモータースポーツでしている基本動作が全て体感できることに気が付きました。彼の背中をもってマシンとライダーを意図的に動かしてあげると、同じ動きとGを感じるんです。素晴らしい! 玩具の領域を超えていますね。このポテンシャル。フレーム、キャスター、タイヤ径、たぶん、真面目に作ってあるね、このマシン。
 ためしに体を手で支えてリーンインにさせてハンドルを自然にインに切らせて旋回させ、10円玉がコーナーをトレースするように定常円旋回をさせて、私がCBR600RR’07でしている横Gを感じさせると、キャッキャ、キャッキャと楽しんでました。しかし、うらやましいですね。その歳からライディングの基本を楽しめるなんて。
 うむ、だんだん子供に教えるとは、なんぞやが少しずつ見えてきたとともに、育児を通してライディングを楽しめるという、もう一つの楽しみが見えてきたような気がする一日でした。うむ、少しSTRIDERと児童ライディングのいろはを勉強しよう。