「私たちにとってお金そのものはなんの価値もないわ、私にとって最も価値のあるものは家族の愛よ。」
年下フィリピン妻にYouTube収益4ヶ月分を全額現金でぽんと渡した。
今日は朝起きてなんとなく頭痛がする。自転車を走ろうにも梅雨で路面はウェットである。濡れた路面は愛車がかわいそうだし。今日は窓を開けると気持ち良い空気の温度だったので、外の景色を見ながらぼーっと1日過ごす。我が家は高層階なので、窓から見える景色と空の様子はそれなりに綺麗。時刻とともに変化する光の色を鑑賞するには最高のシチュエーションである。
机の後ろに置いてあるIKEAのポエムでゆったりと揺られながGoole Chrome を付ける。YouTubeを開くと最初に飛び込んだのは人気急上昇中のフィリピンの奥さんをもらって在住しているおそらく失業中の日本人の男性のコンテンツ。なんとなく見たものだけど、偶然に見たこの話はものすごく自分の心に染みた。
コロナで自分の住んでいる都市が封鎖され妻の田舎に帰って暮らしている時、暇で田舎の田畑に行って空を見るシーン。ものすごくきれいな夕焼けが見えていた。いいね、最高だね、やっぱこういうシーンが1番だよね。
思い出すのは今復活させようとしているCBR600RRでしていた朝焼けをスナップ写真に撮る事。日が昇る前に出発して上ったところ愛車と共に写真に収める。そうなんだよなぁ。太陽と朝日が大好きだったんだよなぁ。飽きずに繰り替えは繰り返ししていたよなぁ。タイヤとハンドルがついている乗り物でいく朝焼けゲッター。そんな自分の行動ととシンクロして、フィリピンの夕焼けに感動してそのYouTubeをお気に入りに登録した。
その話の中にせっかく稼いだのに、お金を送金しちゃったり家族にミルク代をあげちゃったり日本人の自分からしたらもったいないことばかりしている彼女が言ったセリフ「私にはお金そのものの価値はいらない、最も大切なのは家族の愛。」本当ななぁなんて勘ぐったりもしたけれど、そのまま自動再生で他のコンテンツをほぼ全て見てわかったんだけど、彼女の生い立ちを知れば知るほどその言葉は実は本当なんじゃないかなぁと感じてきた。
彼女が生まれたときにはフィリピンの田舎は電気も無くろうそくでの生活、貧しいと言うことではなく部室にありふれた生活ではないところで育った。おそらく1番楽しかったのは人とのコミュニケーションや生活で頼れるものは家族だったに違いない。多分そんな根底があるから本当は散財をしている彼女も心の底では元の生活の素晴らしさと言うことが身に染みていてそのセリフを言いたくなったんだろうと思う。
大概にしてガジェット好き、ものが好きな自分。趣味もそうだし、仕事もモノ作り系エンジニア。今まで「モノ」を中心にして生きてきた。でもだぞ、結局一番好きな物はアナログだったのかもしれない。自分ではコントロールできない朝日、偶然が生み出す光の色、空の風景をスナップ写真であり、自分の理想のおうちを建てたその家が大事なんではなく、その中でのライフと言うアナログなものが好きだったのかもしれない。
そうだなぁ、やばり暇な時間は極力アナログで楽しもう。そんなことを考えながら今日はぼーっと部屋の中から大阪のビルが広がる風景を眺めていた。
p.s. 喋るように書き綴って読み直すと結構文のロジックが適当。でも直すのは手間なので、書き殴っておしまいとしようw