ADV160 : シミー対策

ADV160のシミー対策として、フロントタイヤ変更を考える

無限に放浪できるADV160を目指して

我がADV160は、半月ほどのロングツーリングにも出かけるので、衣類から身支度に必要なものまで、一通り持って走っています。

目指しているのは、**「これさえあれば、無限に放浪できる装備」**です。

そのため荷物は、左右のサイドケース、トップケース、メットインスペースの四箇所に搭載しています。ケースを固定するためのキャリアも含めると、合計で30kg程度の重量があります。

メットインスペースはシート下なので、重量配分としては車体のセンター寄り。トップケースは、ヘルメットや降りた時のジャケットをしまうために使っているので、走行中はほぼ空です。

とはいえ、トータルで見ると、どうしても後輪側に荷重が集中します。

スクーター特有のリア荷重とシミー

もともとスクーターは、エンジンや駆動系が後輪側にあるため、重量バランスが後ろ寄りです。そこに荷物を積むと、実はシミーが発生します。

シミーとは、ハンドルから手を離すと左右に振れ始める現象で、手放し運転ができない状態になることです。

多くのADV160乗りからも同様の報告があるので、私の個体だけの問題ではなく、単純に重量配分の問題だと思います。

ちなみに、リアのサイドケースとトップケースを外すと、シミーは発生しません。30km/h程度でも発生するので、極端にフロント荷重が足りないのだと思います。

考えられる対策

解決方法としては、いくつか考えられます。

  • リアの車高を上げる
  • フロントの1Gの位置を下げる
  • ブロックタイヤをストリート寄りのタイヤに変える
  • ステアリングダンパーを装着する

色々と思案した結果、一番コストを抑えて試せるのは、ブロックタイヤをストリート寄りのタイヤに変えることだと考えました。

また、それだけでは安定しない可能性もあるので、フロントタイヤのハイトを下げることも併用したいと思います。

フロントタイヤを110/70-14へ変更する案

現在のフロントタイヤは、IRC GP-212 110/80-14で、外径は535mm程度と推定しています。

これを、扁平率を10下げて、DUNLOP SCOOTSMART2 110/70-14に変更したいと思います。

想定では、交換後の外径は511mmとなり、外径差は-24mm。車高換算では、約-12mm下がる予定です。

つまり、フロントの車高を少し下げることで、相対的にフロント荷重を増やす狙いです。

フロント荷重が増えることについて

弊害としては、フロント荷重が大きくなってしまうことです。

ただ、私自身はフロント荷重が好きなので、ライディング的にはむしろ嬉しい方向です。ここは問題ないと思っています。

むしろ、フロントの接地感が増してくれれば、ADV160のツーリング性能はさらに上がるのではないかと期待しています。

スタンドを擦るリスクはあるのか

もう一つの懸念は、車高が下がることで、サイドスタンドやセンタースタンドを擦ってしまう可能性です。

ただ、よく見るとスタンドは後方上側に角度がついているので、おそらく擦らないのではないかと思います。

もともと私は公道では、できるだけバンク角を使わずに走れる範囲で走っています。これまでスタンドを擦ったこともありません。なので、大丈夫ではないかなと思っています。

ハイトを下げるデメリット

あとは、ハイトを減らすデメリットはないのか、という視点です。

若干、タイヤのハイトによる乗り心地はスポイルされるかもしれません。

ただ、もともとADV160のサスペンションはかなりフワフワしているので、そこまで大きな問題にはならないと思っています。

むしろ、少しシャキッとしてくれるなら、それはそれで歓迎です。

まずはフロントのみ交換して試す

ということで結論としては、まずフロントのみDUNLOP SCOOTSMART2 110/70-14を試すことにします。

これで純正比ではフロントが実質約12mm下がり、同時にオンロードタイヤ化もできます。

つまり、シミーの要因になっていると思われる、

  • フロント荷重不足
  • ブロックパターンによる不安定さ

この二つに対して、同時にアプローチできるのではないかと思っています。

それでもダメならリアタイヤも検討

もし、それでもシミーが消えなかった場合は、次の対策としてリアタイヤも検討します。

リアタイヤには高ハイトの選択肢が少ないので、ワンサイズアップの140サイズを入れることで外径を上げ、さらにフロント荷重を増やしたいと思います。

まずはフロントだけでどこまで変わるか。
そこを確認してから、次の手を考えるつもりです。

気になるコスト

気になるコストは、タイヤ本体が実売で7,500円から9,000円程度。

工賃はパーツ量販店で4,400円ほどなので、合計で12,500円から14,500円程度でできそうです。

これでシミーが収まるなら、かなりコストパフォーマンスの良い対策になると思います。

まとめ

ADV160は、ロングツーリングもできる頼もしい相棒です。

ただ、サイドケースやトップケースを装着して荷物を積むと、どうしてもリア荷重が強くなり、シミーが出やすくなるようです。

そこで今回は、フロントタイヤをDUNLOP SCOOTSMART2 110/70-14へ変更し、

  • フロント車高を約12mm下げる
  • フロント荷重を増やす
  • オンロードタイヤ化する

という方向で対策してみます。

これで、無限に放浪できるADV160に、また一歩近づけるはず。

では、Good Luck。
後日談に続く。