秋ですね。私の今年の秋は良い秋です。実は今まで長いこと設計開発と研究開発をしてきたのですが、この夏から会社のとある品質マターの仕事をしています。仕事の中身はというと品質水準を会社の開発設計のシステムを改革し上流から高めるというもの。最初は品質マターの仕事なんてって思ったときもあったけれど、やり始めるとめちゃ楽しい。実は会社の仕組みつくりは商品開発、プロダクトアウトにそっくり。会社の仕組みにも製品にもアーキテクチャというルールと思想があって、その支える仕組み(プロセス)やハード(部品や人)が存在する。また円滑に進めるためには、話し合いや協調性が必要で、アーキテクチャやシステム機能設計をするのと、まったく同じなのである。そしてそれを支えている人と部署とのコミニケーションやコンセンサスはプロジェクトメンバーだろうが、会社の全部署が相手だろうが同じなのである。
今までプロダクトアウトや要素技術開発でテーマリーダをした経験は全て生きている。
社の「開発設計のシステム」作りは複雑でかつ、シンプルを目指し、QCDが達成させる思想を埋め込み、ビジネスとしての利益追従、社会的貢献を目指す企業として顧客満足と共存共栄をする仕組みを作りあげる。なんて楽しい作業だろう。今年の会社へのキャリアプランの希望を告知するドキュメントには初めてこう書いた。品質部門が品質を作り上げるのではなく、現場や技術畑で生きてきたアーキテクチャー屋さんの私の経験とスキルは、社の価値向上に対して会社の血液や骨格であるレギュレーションとナレッジマネジメントを作ることで最大限に生かせると思う。
話し変わって仕事が楽しくなるとバイクに乗りたくなるのはなぜだろう。直近の一ヶ月間は1000km以上走っているw 仕事で残業を振るにしてくたくたで帰ると、無心で走れるバイクに乗りたくなるのだ。でもその反面家族へのサービスが滞る。確実に出かける機会が少なくなる。だめだな…。そろそろ長男にはバイクを好きになる機会を与えたいし、次男には補助輪を外す練習をしてあげたい。うむむ、仕事とバイクと育児。がんばらなければならない。よし、週末は家族と自転車を持って出かけよう。
「育児とライダー」一覧
新しいビデオカメラ購入
長男が生まれる前に買った我が家のハンディカム、とうとうモニターが映らなくなってしまいました。購入してから7年間が経ち十分に使用した気もしますが、気に入っていたminiDV使用のカメラが動かなくなるってのは悲しいものです。
さて困りました。子供の成長は止まりません。子供の成長の記録はイベント毎に私が記録していますが、もともと妻の趣味。妻の為に購入を決意、今回はいろいろと考えてパナソニックのHC-V100Mを購入しました。選択の理由、パナソニック・ラブ、それ以外にありません。他社メーカーで同じ価格を出すと利便性、オプション、機能、性能と全て負けてますが、パナソニックを選びました。まぁ比べるとというだけで基本機能は必要十分なので良しとしましょう。それよりもパナソニックの設計思想と設計基準の安心感、これはプライスレスですw
でも、この最低価格で少機能商品ですが、使ってみると結構良い。高機能、高性能に比べていいところ、機能が付いていないのでシンプルに尽きる。まずタッチパネルは常々いらないと思ってました。単機能Good!!! またレンズ保護カバーが手動。ときどき引っかかったり、電源オフするたびに閉まって邪魔だとおもってました。単機能Good!! そして決めては今回のシリーズの中で最軽量183gです。軽い。上位機種に比べて5%以上軽い、軽さ最高。余分な機能がない分軽いんですね。
今までは最新型、最新機能主義。実は初めて最低グレードの電子機器を買った気がします。しかし、使ってみるとシンプルの使いやすさがココにあった気がします。もしかして、最低グレードの機能に最高性能を持たせると新しいかも。めちゃ良いレンズにめちゃ良いCMOS積んで、機能は最低。そんな商品が将来流行るかもしれないですね。
ということで明日、STRIDERレースで投入開始です。