今日はレースと視力に関する虎の巻。自分がレースに対してきちんと向き合ったのは20代の後半からで、ちょうどジムカーナからダートトラックの転向をしている頃だったと記憶しています。なのでジムカーナで今回綴ったことの恩恵はまだ受けてないのだけれど、再開してから効果ありと確証を得ています。その方法とは視力を1.5程度まで補正するというだけ。いとも簡単な方法だけれど、自分なりにそこまで辿りついた理由を紐解いて見た。
その当時は何も知らずに静止視力を上げると効果があるだろうと、勝手に決め込んで強制視力を1.0から1.5にしていました。でも眼鏡を変えたときは既に成績が上り調子で良いときだったので、その効果がダートトラックでの自己目標達成に貢献したのか?分からずじまい。結局、勝ち続けて活動を終えてしまいました。終わりよければ全て良し。という言葉があるように走れば勝てる状況だとせっかく効果のある変更点だったとしてもロジックレベルにわざわざ落とすといった振り返る行為を疎かにして、忘れていました。
そして人生は双六のように進み、あれから数年が経ち、年齢は四捨五入すると40歳。最初に感じた衰えは、肩こりと腰痛。仕事が技術系の研究職なのでキーボードを打つ時間も多く、肩こりと腰痛に悩まされてきました。若い頃はなんともなかったのに・・・とぼやきながら。それは年齢のせいだと諦めてました。でもあるとき眼鏡屋さんから、ひょんなことから進められてOA眼鏡と言えばカッコいいけれど、言い換えれば老眼鏡。ディスプレイのような近い場所を見るのに最適な中近レンズ又は近近レンズの眼鏡を作って見たらと言われて試して見ました。なんと嘘のように肩凝りが解消されました。そうです。私の肩凝りの原因は目でした。シグナルスタートでは絶対に負けなかった自慢の目も衰えていたのです。
それから、このブログ日記のようにレース活動を復活させ走って見ると、このOA眼鏡でライディングすると、近いところが見える最低限の矯正視力となっているので、走りに必要な10~5mの部分がボヤけて見えて顕著に走りが遅くなっていることが分かりました。最初はもう速く走れないかもと、しょげていたのですが眼鏡の視力を現役時代に戻すと、あら不思議走りがスムーズになりますした。そして最近ようやく、そのメカニズムを自分なりに紐解くことができました。
続く
「ジムカーナ」一覧
セットアップのあれこれ
フロントのプリロードについて、自分の考えの根底となる動作のロジックを紐解いてから約2ヶ月、レースのRound2で忙しかったり、回転が思うようにできなくなったり、常夏がやってきてセッティングが変わってしまったりと、ちょっぴり波乱万丈な日々。そんな中でも練習を繰り返すことで、いろいろと見えてきた課題も多い。ここで一度頭の中を整理整頓しようと思う。こんなにゆっくりセッティングしていると秋が来て冬が来て年が明けちゃうかも(笑)
順不同で脈絡もなく綴る。
①タイヤ
トップのスナップ写真にあるように8月も終わろうとする中で、とりあえず十分にタイヤの溝が残っている。やはりOEMのBT-015は良く持ちますね。さすがOEMタイヤ。このままの月一回程度の練習ペースだったら十分に一年持ちそうです。なんてリーズナブル。でもこのタイヤ10年前のハイグリップタイヤに匹敵しているような気がします。昔のOEMタイヤはジムカーナスラロームをすると転倒して危ないって印象があったのだけれど、今のは最低限の性能を持ち合わせている。でも欲を言えば、12回の練習で使いきれるタイヤが欲しいなぁ。
もちろん、その分もっとコントローラブルでモア・グリップな感じで。BT-016か?BT-002STREETか?何しろ一回履くと一年間レースで使用するので、ちょっとお試しに・・・なんてことはできないし。悩むところですね。BT-003のようなベストなハイグリップタイヤでないところで悩む難しさ。
逆に一年に一本だったらコレってお勧めあったら教えて欲しいなぁ。でもシード選手達は、そんな街乗りタイヤは試してないから分からないかもねぇ。まぁどちらにしても冬のボーナスの話ですが(笑)
②伸びと圧のダンパー。
プリロードと共に前回の練習では、ダンパーの設定も試してみました。別途「ダンパー」については、考え方を綴ろうと思うのだが、とりあえず書かないと頭の整理整頓がつかないのでメモ。回転とダンパーのロジック。
1)ダンパーをソフトに設定すると路面の凸凹に対する追従性や、アクセルオンオフ・ブレーキ等による駆動力の過渡特性に対する追随性が向上するのでグリップ感が増加する。ただしソフトにし過ぎるとマシンの前後の荷重変化に対する動作が大きくなり、アクセルオンや切り替えし等に対する反応が鈍くなる。特に低速においてフルロックしての回転時は、アクセルやリアブレーキのコントロールがラフだと車体のピッチングが激しくなり、安定感を失う。しいてはコントロールしにくくなる。
2)反対にダンパーをハードにすると路面の凸凹に対する追従性がスポイルされるので、グリップ感が減少する。しかし、低速においてフルロックしての回転時は、アクセルやリアブレーキのコントロールに対するピッチングを吸収するため安定感がでる。ただしハードにし過ぎると路面の変化に対する追従性が著しく損なわれるため、凸凹等のバンプで跳ねる等をライダーは感じることとなる。
ここまでは、今まで自分がしてきたダンパー設定のロジック。でココからが自分にとって説明が正しくできていない領域。それは伸びと圧。
伸びと圧の疑問
伸びはサスが伸びるとき、圧はサスが縮むとき。サスの伸縮に対してそれぞれ設定ができる素晴らしい機能である。しかし、これがなかなか分からない。本来、お気楽セッティング的には分かりやすいように伸びと圧が一緒が良いと思う。というか、今まで圧側しかついていなかったフロントフォークで戦ってきたので、試してこなかったので正直その効能が分からないというのが正しいのか?
ともあれ自分の場合は、伸びはグリップ的にベターに位置で固定して、あとは圧のみで上記に記載したフィーリングと効果のベストバランスを探ってきた。いずれにせよ。試してその挙動を感じてみるしかあるまい。次回からの練習のサブテーマか?
と徒然なるままに。keyを取る。書きたいこと書いたので就寝。