あけましておめでとうございます。さっそくですが、今年の決意表明を少々。タイトル通り今年は一時停止ボタンを押していたCBR600RR’07でのジムカーナレースの活動を復活します!
その一番の理由は最近体の調子が悪いということ。健康の為に走ることを決意しました(笑)体重はベスト75kgに対して73kgに戻っちゃったし。また四十肩のような症状もある。仕事と家庭だけの生活では体のコンディションが保てないのですよ。本来はレースなんかしなくても運動すればいいじゃんと思うかもしれないけど、戦う為に必要な苦しみはいくらでも乗り越えられるけれど、目標のないトレーニングは意思の弱い自分にはできないんです。レースというメリハリを付けるということは中年太りを解消する為に食事制限もできるし、基礎トレーニングもできる。自分の体をレースを通して取り戻したいと思います。
もうひとつの理由は自分のアイデンティティの確認かな。最近バイク乗りである自分のベースが薄れているのを感じる今日この頃、仕事や人生において自分自身らしい提案や判断、生き方をし続ける為には、もう一度、マシンの挙動に耳を傾ける必要があるなと感じたから。仕事でもカッコ良く生きる為には走ることが必要であると思うんです。仕事の専門書を読んでも、会議でブレインストーミングしてもレースをしている自分がいると強いんですよ。
最後に前回のジムカーナレース参戦で書いていた自分のライディングとセッティングに関する考察がまだ完成していないことが、残念でならないんです。峠をマージンとって走っているだけでは、マシンのサスやタイヤの声を聞けなくなってしまった自分がいて、続きが書けないんですよ。もう一度彼らの声を聞いて日記に書き綴ってみたいのです。
「ジムカーナ」一覧
転倒という呪縛からの開放
マフラーを変えてしまった訳で音量もだいぶ大きくなり
とうとうジムカーナの練習会や大会には参加できないというか
遠慮すべきマシンとなってしまいました。
まぁ、練習したいときは国内仕様純正マフラーに付け替えれば良いので
なんとでもなるし練習はしたいと思っていますが・・・
それはそうと今回、マフラーを変えたことで
その音量やフィーリングだけではない心の変化がありました。
それは「タイム向上と転倒という呪縛からの開放」です。
ひさしふりにタイムやセッティングとは関係ないパーツを
なんか無性に付けたい衝動に駆られるようになりました。
もともと私のライディングの構成要素の一つのジムカーナという競技は
バンパーを付けて走るのが当たり前の世界で
もちろん、それは繁盛に転倒することに起因します。
そんな状況なので、いくらバンパーを付けていても
バイクは転倒の度にボロくなるので煌びやかなパーツは
あまり付けないのが習慣となってしまいました。
特にコンマ一秒を競うことに執着すると
更にタイムに関係のないパーツは敬遠する感じです。
でもジムカーナ競技や練習をしないということは
コケル頻度が限りなくゼロとなるということですよ、ハイ。
また里山を走る程度ではタイムに執着する必要もありません。
思えば若かりし頃、楽しんでいた
ただ自分がカッコ良くて取り付けると楽しい
煌びやかなパーツを付けることが可能となります。
例えばですよ、グリップエンド、ジムカーナをしているときは
樹脂でできているクッション性の高いものを使っていたりしたのですが
アルマイト加工されたものでも機能的に十分だし
もったいなくないということですよ!
またブレーキレバーは転倒して曲がっても
安価に交換できるものを使用していたのですが
削りだしの質感の良いレバーを入れても
全て長い間愛用できるということなのですよ
それならば、ライディングにも操作性にも関係なくとも
満足感を追求しても良いかなぁと心境が変化してきたわけです。
このタイムと転倒という名の呪縛からの開放は
長い間自分の本質、かっこ良ければいいじゃんという気質を
眠りから覚まして開放してくれそうな気がします(笑)