ジムカーナ一覧

中部D杯ジムカーナR1反省 その2

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 今日でGWも終了。明日から、また仕事再開。んーっ、これが頭痛い。ま、そんなことは置いといて、ジムカーナレースでの反省。その2。落ち着いて考えてみると、そもそも全てが反省。特に良かった点はない・・・。自分のイメージに対して思い通りになったことが、あまりない。やっぱりジムカーナでタイムを競うときに、あれこれと行っておけば必ず、早く走れることをしていない。この部分が、すでに不完全燃焼。もともと、それを承知で、できる範囲とはなんぞやというのを見つけるのが自分の目的だったと思うんだけれど・・・。
 ということで、あのパーツがあればとか、マシンをこーしてしまえばとかは考えないようにしましょう。もう中途半端にあれして、これしてなんてセットアップは考えるのは中止。もう、今のフルノーマルのマシンで安全に何処までできるのか?を考えよう。ということで、まずは極低速の練習。どこまで極低速をコントロールできるのか?次のレースでは、ここに絞って走りましょう。たぶんパイロンスラロームは走れば走るほど慣れてくるので、自分の資質に頼ってほっとく。
 うむ。明日からは極低速での問題点と疑問について、一日一課題していきましょう。


チェーンの調整

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 んーっ。チェーンの張りさえも調整してない自分のマシン。CBR600RR’07もかわいそう。そんなことで早く走るとか言っている場合ではないと思う今日この頃。その前にチェーンの調整についての悲喜交々(ひきこもごも)。
 いろいろと考えた挙句に、もう少しだけショートな走りのスタイルにしたいと思ってスプロケが欲しいと思い、パーツ屋さんをウロウロ。530で良いならカラフルなチェーンもあるし、リアのスプロケもいろいろメーカー選べて楽しいかも。なんて思って物色。そこで、ふとチェーンに対する自分のセットアップのいろいろを思い出す。
 まずはジムカーナに対するチェーンのサイズ。ふつうなら、スプロケとチェーンを換えるならせっかくなので、レーシングチェーン入れてフリクションロスをなくして、ダウンコーンバートしてサイズを落としてって考えると思いますが、自分は過去の経験より、今回はあえてチェーンサイズは変えずに太いサイズを使用する。理由は一つ。スタートするときのフリクションロスはかなり大きくて、細いチェーンはアクセル開けるとかなり進むけど、太いチェーンは進まないってのが体感できます。でも、太いチェーンにも良い効果があって、アクセルのオンとオフを柔らげてくれる。そうです。今回はあえてCBR600RR’07にはドン付きを抑えるために、太いチェーンを使用したいと思います。
 そしてチェーンの調整ですが、これが大事。どのように調整するのか?正解は分からないのですが、サスの挙動を妨げない効果的な調整方法を一つ。まずチェーンを調整するときは、1G’の状態(すなわちライダーがまたがった状態)で調整する。またそのときチェーンが張り過ぎないようにする。張り過ぎないとは、良く言う1cmも遊びがあるのもNG、しかしキツキツなのもNG。そーですね。5mmくらいの余裕とでも言いましょうか。普通、バイク屋さんに行くと1Gで1~1.5cm程度に調整します。(人が乗らずにバイクを立てたときの状態)しかし、これは間違いだと思います。なぜかと言うと、後者の調整ではライダーが乗ったとき、すなわち1G’にしたときにチェーンがパツパツに張ってしまう。このパツパツがなぜ悪いのかと言うと、テンション掛けすぎて伸びちゃうとかできなく、サスが動かなくなってしまう、正確にいうと入らなくなってしまうからです。せっかくプリロードで1G’からストロークがあるように調整しているのに、チェーンがパツパツだとサスが素直に縮むことができなくなってしまうのです。前者の調整をすると、1Gではチェーンが緩んでいるように見えて、街のバイク屋さんに行くと「緩んでいるよ」と指摘を受けること、しばしばありますが・・・。
 このように調整すると、アクセルを開けてリアを縮めたときに、ちゃんとリアサスがリニアに動いているのを体感できます。とくにチェーンが緩いからといって、アクセルの開け初めにチェーンが張るまでのタイムラグがありそうですが、いっさいないと思います。感じないと思います。ということで、チェーンの張り方を適当にしていた人、ぜひお試しあれ。
 そうそう、この考え方と似ているものを一つ。フロントのブレーキホースの選定。フロントのブレーキホースを帰るとき、フロントの0G(フロントを持ち上げてフォークを完全に伸ばした状態)で、ホース長は余裕を持っていますか?良くあることですが、量販店とかでメッシュホースを選定すると1Gで合わせてあって、0Gにするとカツカツでフロントフォークの伸びきりまで十分にストロークができずに邪魔をしていたなんてことも、多々あります。ぜひ、これも確認してみて下さいね。
 ということで、つれづれなるままに。