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照明コントローラーでシーンを創る

照明のシーンコントローラとは

食事や夜のくつろぎなど、ライフシーンに合わせて照明の大きさや色でコーディネートすることをシーンコントロールと言います。その照明の光量と色調を好きな設定にして一括で覚えさせ、使う時にワンタッチで切り替えをするために使用するのがパネルコントローラとなります。電球の時代は省エネが制御する一番の理由だったと思いますが、色なども変えられるようになって、ライフシーンに寄り添うという事が魅力の仕組みとなりました。

照明を暮らしのシーンに合わせる楽しさとは

自分は明るい部屋が大好きなんです。細かい作業するときは特に明るい照明が必要で、白昼光で100Wくらいの明るい光量の中で絵を描いたり組み立てをしたい。もう明るければ明るいほど良いんです。でも妻曰く「無駄なギラギラが大嫌い。」ほんのりと明るい方が良いらしい。このお互いの好みを生活に取り入れるためには、好きな光量をワンタッチで設定できれば良いのではないでしょうか?おそらく照明を個々に調整するようだと、面倒なので結局は妥協点を見出すことになる。でもワンタッチだったらば、ワンプッシュで切り替えができるので、しっかりとライフシーンで使えると思うのです。

さて照明のシーンコントローラの選択肢

リビングライコン / パナソニック

パナソニックは6シーン用と4シーン用の2種類。ともに5回路でシーンの記録は4つと6つのタイプをランナップ。特徴は上位機種についているシンクロ調色の細かな設定が可能なこと。これはいいですね。もしかしたら超便利なのかもしれない。色を光量を別々に調整すると面倒だけど、暗くする沿線上に暖色があるのは使い方的に理にかなっている。

シーンコントローラー / DAIKO

DIKOは4回路で4シーンと6回路で6シーンのタイプをランナップとして用意。でも説明書によると調色は全ての回路でできるのではなく数が限定(されてると私は理解)

選定に入る前に「我が家の想定シーン」とは
  • [白昼光 光量 100%] 100Wの明るい作業
  • [白昼光 光量 60%] 妻の好みの柔らかな生活
  • [白昼光 光量 60%] いらない電気を下げて省エネモード
  • [暖色 光量 30%] 暖かな間接照明モード

こんな感じでしょうか、通常の照明としては光量を強くできるように電球100W相当のLED照明を設置、通常は60%で使用する。使いたい時だけパワーを上げるという作戦。LEDだからこそできる設定ですね。また暖色の調光は決め打ちでシーンを作っておく。私しか使わない間接照明は一つで十分という感じです。

リビングライコンを選んだ理由とは

商品を調べながらブログを書くと一つの選択パターンが見えてきました。

  • シンクロ機能を使いたい場合は、パナソニック一択
  • 調色機能を全て使用する場合はパナソニック、調整も分かれていて便利
  • シーン設定は光量調整のみならどちらも同じ
  • 4シーンタイプで回路数が必要な場合は1回路分お得なDIKO
  • コントローラのコスト重視で言えばDIKO一択

色々調べて私が選んだのはパナソニックのリビングライコン 。理由は2番目。今回のリフォーム で選択するダウンライトは全て調色と光量が変更できるタイプを選択するから。部屋全体の色を変え用としています。そこで4シーンと6シーンどちらを選ぶかは、もう少し設計図を引いてから。必要な回路数で選ぶという形になるでしょう。

続く


断熱の要は窓ガラスとサッシの交換

暖かいお部屋作りに挑戦するために一番大切なのは窓というのは本当か?

今回の一番の目玉は、妻が暖かく過ごすことできるようにしっかりと断熱ができているお家を目指すこと。そのためには、外の冷たい温度を中に伝えないようにしなければなりません。その場合、支配的な要因は窓ガラスとサッシだ思われます。それはお部屋が外気に触れる材質の熱伝導率を考えるだけで明らか。

材料の熱伝導率を調べてみると
  • コンクリート 1
  • アルミ 236
  • ガラス 0.55
  • 木材 0.14
  • 樹脂 0.2
  • 石膏ボード 0.2
  • 空気 0.02

同じ面積に同じ熱を伝えた場合、アルミは断トツに熱を伝えやすい。なんと236/0.55だとガラスの427倍である。壁に使われている石膏ボードより1180倍となる。

各パーツの面積を考慮してもアルミ窓枠が支配的な要因とわかる

窓枠 150cm*4cm*2+90cm*4cm*2=0.19m2 係数をかけると44.8

ガラス 150cm*90cm=1.35m2 係数をかけると0.74

石膏ボード 340cm*150cm=5.1m2 係数を掛けると1.02

例えば六畳の壁に窓が設置されていた場合、六畳の壁の一面の中で熱の影響の比率は、窓枠:ガラス:石膏ボード = 44.8(96.2%):0.74:1.02となるため、ほぼアルミの窓枠が熱に対する支配的な要因となる。例えば、アルミサッシのYKKのHPでも窓全体からお部屋に蓄積した暖かい熱が外に逃げる割合は52%と言っているし、やはり窓を制するものは暖かさを制すると言っても過言ではない。

対策の定番は、ガラスを二枚にして真ん中に空気を挟むこと

ガラスは0.2に対して空気は0.02、全然違うわけだよね。平たく言えば空気をいっぱい含んでいるダウンジャケットは暖かいということである。

窓枠の材質をアルミから樹脂にする

これが定番の解決方法、各窓メーカーは二重ガラスで樹脂を使った窓枠をラインナップしている。これを採用すれば良いのです。一番、グレードが高いものは全ての材質が樹脂、二番目は外側がアルミで、部屋の内側が樹脂というタイプ。我が家は、後者のタイプを選択しようと思います。

素晴らしい。雨風だけでなく熱が伝わらないように設計しているのである。これをメインに付けてみようと思います。楽しみです。

続く