我が家は冷房の目安17畳タイプの40型のダイキンうるさら7を使用しているのですが、このエアコンには電気代表示の機能が搭載されている。でも、長いこと忘れていました。今週、ふと「おしらせ」ボタンを押したら表示され思い出したのです。ということで、全部屋に樹脂の二重窓と壁には断熱材をいれたリノベーションは電気代にも優しいのかを考察してみましょう。
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雨の音が聞こえない我が家
リフォームをした時に決めていたことは、内窓を入れること。数ある入れた理由の一つは騒音の削減。我が家は話したと思うけれど、名古屋高速の近くに建っていて西の窓から覗くと高速道路が見えます。騒音も大きくて自動車の走る音が結構聞こえます。でも気にしないで普通に寝れていたので人間って環境適応能力があるんだなぁなんて感心するほどでした。
計画は遡り当時2011年に始まる。要約すると
引っ越してうるさすぎるので、音量計を購入して測ると騒音レベルは静かなときが36dBに対して、うるさいときは46dB程度であることが分かりました。暮らすのには困るほどではないけれど、まーまーうるさいです。
さて音の質もスペクトルアナライザーで調べて見たら、我が家の騒音は100~1kHzが一番大きいと判明。音には質があるんですね。また私が求めている静かさは、あと10dB程度の減衰と判断できました。
さて複層ガラスの入れ替えだけでなく複合的な対策だと10dBはたやすいのではないかと仮説。でもコンクリートの壁、GL工法でできた石膏ボードとの空間、いろいろと音が入り込む経路は未知数。結論やってみるしかないと思う。
結果、そのまま時は過ぎて2020年。
昨年リフォームをする時に実践して見ました。8年経つと音量計はAppleWatchにも搭載されている時代に突入。機材は捨てちゃって持ってないけど、簡単に効果を定量的に見ること気ができました。
自分の呟きより抜粋
測ってみると。新居3週間♪( ´θ`)後に 体感したことそれは防音!我が家は名古屋高速が窓から見える立地でまーまーな騒音。今は聞こえない!断熱材と複層ガラスの内窓は暖かさだけでなく防音効果があり!車が走ってる事が分からない!計測すると約10dBすなわち1/3、静かさも設計次第という結論。嬉しい
狙い通りです。2011年の時にはかった46dBに対して、測定が36dBと-10dBですよ。素晴らしい限りです。耳を澄ませば外の音が聞こえるくらい。
今回の防音対策とは
- 今までのサッシ窓はそのまま使用
- 内窓は窓枠は樹脂タイプLow-E複層ガラスを入れる
- 室内空間が減るけどサッシと内窓には空気層をちゃんと入れる
- 壁と石膏ボード間は、木枠で空気層を介して断熱材を搭隙間なく入れる
こうすることで-10dBを実現。おそらく内窓の性能と合わせて壁に断熱材を入れて音の通り道をカットという教科書的な方法だけど、それがセオリー通の効果を生んだと思われます。
デメリットは静か過ぎて世界が繋がっていない感じ
ちょっとやり過ぎたかもしれないです。雨の音や風の音が聞こえないんです。車の騒音って嫌だなぁと思うけれど、雨音など自然の音って大切だったんだと気がついたんですよ。
しとしととかザーザーって音って大切だな。今日は雨だから走れないなぁなんて思う瞬間に、窓を覗いて路面を確認して、黒く雨に染められたアスファルトを見る時、雨の音がしないって、何か足りないものがある。生活のシーンって音と色の二つが揃っているって大切なんだとわかりました。
ないものねだりですが、高速道路の反対川には音の通り道を作っておけば良かったかもしれないです。ほら、車のエンジンルームから座席には音の通り道を作ってエンジン音をわざと運転席に漏らすことでドライビングの臨場感を出すあの演出です。おそらく昔の木造住宅って雨音が室内に入り込む、これって音のチューニングなのかもしれないですね。
今回使用したのはインプラス/LIXIL
今ある窓に“プラス”するだけ。
インプラスであっという間の快適生活。
https://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus/