内窓設置検討の巻 4

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 今回、私が狙っている内窓のガラス材はこれ。スペーシアFit。低コストタイプなので上位グレードと比べれば、太陽光からの断熱性能は劣るけれど、真空二枚ガラスで、カタログスペックだけ見れば遮音性能もばっちり。

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 ただし、ちょっと気になるのが200~1kHzがT3性能をクリアしていないこと、また500~1kHzの部分が単板ガラスと同じ遮音性能であるということ。でも前向きに捉えれば安価なのにその帯域以外はT3性能を満たしている。また500~1kHz部分はもともと遮音特性が高い部分なので、顕著に向上していないということにも思える。
 また今回は外窓の交換ではなく、内窓搭載なので単体性能ではなくて単体ガラス+真空二枚ガラスとその隙間空間30mmという総合性能での防音であること。たぶん交換だけでは10dBの音を減少させるのは大変だけれど、これらの複合的な対策では10dBはたやすいのではないかと思う。
 ということで、まずは試してみたいと思います。ただいま、施工見積もり中。効果測定が楽しみですね。
p.s.
しかし安心できない他の側面もある。音は回り込むのである。ダクト、換気扇、コンクリートの壁、GL工法でできた石膏ボードとの空間、いろいろと音が入り込む経路がある。ここだけは未知数。というか、やってられないので検討から捨てるとしよう(笑)いやー断熱性能も楽しみである。これも実測して検証してみたいものである(笑)