CBR600RR一覧

初練習の準備(2)

 そういえばガソリンの携行缶をもっていません。東京の友達のガレージに置いてきました・・・。

ということで新しい門出には、新しいものを購入しましょう。経験的に10Lあれば練習会で走っても一日の走行は大丈夫なことが分かってるので10Lタイプを選択。探してみると一般的な赤いタイプのほかにも、種類があるのですね。あとはお財布との相談です。そういえばホース外付けは便利で使い勝手は良いけど、トランポ内に匂いがこもります。一方、蓋の中に収納するタイプは取り出すたびに拭くのが面倒ですが、匂いは若干少なくなります。今回は家族中心のトランポ。できるだけホース収納式にしなければなれませんね。

 そして来週は7年振りのジムカーナ競技の練習再開です。まずは今やるべきことを課題として抽出します。ということで続き。

3.アクセルワイヤーの張りを調整する。

そして今の状態で既にアクセルを開けはじめからインジェクションが差動する位置に遊びがあります。(インジェクションかぁ・・・キャブじゃないことに感慨。)今は始めの開け始めの角度でアクセルを開けても反応しないので、スラロームとかしていると車体がアクセルで立つまでにラグ発生します。スラロームでパワーで車体を制御するときなど、立ちの効果に依存するとコケの要因となります。とは言え、これにも張りすぎはNG。街中を走るときは人間の誤操作をしたときのリカバーできる余範囲として、大きめにするのが正しいとしているようです。でもテクニカルセクションでは、それはタイムラグとなります。

4.タイヤの空気圧を確認する。

なんと買ってから一月。一度も測定したことがありません(笑)街を散歩するのに微妙な空気圧はいらない自分。更になんとなんと自動車用と自転車用のゲージしかもっていません。今回は仕方が無いので車用を代用するしかないですね。タイヤの空気圧の調整は一言で書ききれないので、今回のCBR600RR’07で空気圧の思考錯誤をするときに体験を基に綴りましょう。

5.タンク内のガソリンを調べる。

当たり前ですが満タンにして走ると重量増加して挙動が鈍くなることは誰でも、想像できると思います。でも最低必用量を調べて置かないとフルバンク時点でガス欠症状に陥ることも。練習にのめりこんでガス欠になってコケたことがあるあなたは立派なジムカーナライダーです(笑)そんなことはさておき、なんとガソリンの携行缶を処分してしまいました・・・。どーしよう・・・。取り合えず今回は満タンか・・・。

あとは出発までに自宅ですることリスト

6.工具を全て確認すること。

 長い間バイクいじりから離れていたので要注意。課題が現地で実施できなくてはなりません。工具もスキルの一つなり。忘れたからできなかった。なんて言う事は言語道断。その機会損失は計り知れません。数少ない練習を効果的にすることが勝利への道と信じています。

続く


初練習の準備(1)



タンクが樹脂製のCBR600RR’07傷つきまくり。応急処置で絆創膏をペタリ。

来週は7年振りのジムカーナ競技の練習再開です。街中の散歩だったら寒くて面倒だし完全デフォルトでノーセッティングで走ってもいいか?などと言っている場合ではありません。そろそろ始動しなければなりません。そして今年は中部ダンロップが年3選あるということなので、シリーズ全参加を目標に「スローレース」がキーワードですが、確実なステップアップを目指したいと思っています。ということで、練習の前に自らの課題を明確にしておく必要があります。まずは・・・。セッティングというよりは基本から。



しかし準備をする課題をピックアップしただけでもジムカーナのノウハウがでるでる。やはり昔取った杵柄。青春の全てを掛けて走っただけの経験は蓄積されているのですねぇ。昔を思い出しながらチェック。

1.前後サスのデフォルト状態を確認していない(笑)状態を確認する。

 この間ブログにも書いたCBR600RR’07のサス調整位置の初期数値を練習に持っていくこと。あとは工具の準備。そしてメジャーとタイラップ又はゴム。0G、1G、1G’と前後車高バランスを控える必用があります。タイラップは1Gからのフロントフォークの伸び量を測るときに基点とするために巻きます。わすれちゃいけないのが、そのとき傷つかないように付与するグリスも。そしてこないだ用意したスケジュール帳兼のセッティングメモ帳。あとは・・・そうそう、リアを測定するときに使用する基点ラインを付けるシール。スイングアームにメジャーを引っ掛けて、シートまでの位置を測るときに必用。ガムテープだと後で剥がさないといけないので、相対的に同じ位置で測れなくなるからね。

2.チェーンの張りを調べる。

0Gと1G’でのチェーンの遊び量を測定する。アクセルを開けたときのレスポンスに関わり、かつサスの沈み込み動作を圧迫しないようにしなければなりません。そういえば、このような内容はライテク本の原稿となりそうですね。詳細は後で説明を記載しよう。話し戻ってチェーンの張りはレスポンスだけではなく、リアサスの動きを規制します。もしこの違いを感じることが出来ていない人は一度0Gでガチガチにチェーンを張って八の字切ると、違和感があることに気がつきます。あっ本ブログに記載したことを試してもクレームは受け付けません。そしてスイングアームが傷付くほど緩めると軽やかになり、緩めすぎるとアクセルを開けた瞬間にチェーンが張るまでのレスポンスに遅延が発生しギクシャクの原因となります。これは初心者にはかなり効果的な体験となります。パイロンスラロームをするときにアクセルがダイレクトにサスを縮めて、車体の制御に繋がることを体感すると、自分が意図したスラロームのリズムを切れます。

 そして最初にこの作業をしたときにはチェーンを引いたときの位置を記載することを忘れてはいけません。タイヤを交換したとき、チェーンが伸びたとき。チェーンを引く量が違うとリアの車高が微妙にズレが生じる為、その違いを数値で認識して走りの間隔とすり合わせることが大切です。話はそれますがホンダが得意とする片持ちのプロアームはチェーンを引くと車高が如実に変化するためセッティングに支障が発生します。長くなったのでそれはまた今度書くことに。

続く