先日、平湯キャンプ場で見つけた赤い実は調べてみると蛇イチゴだと分かりました。木イチゴと蛇イチゴの違いは葉の形とカサの違いでわかるようです。いずれにせよ食べれるらしい。今度見つけたら子供達に食べさせてあげたいなと思います。
この実を見て思い出すのは、小学生の頃の夏、父と朝早起きして散歩に出かけた時のこと。何をしに散歩していたのかは覚えていないのですが、近くの自然一杯の田舎を自転車で走っていた時のこと。ふと父がブレーキを掛けて止まり、一段高い庭先の垣根に木苺があるよと教えてくれて、あの真っ赤な実を食べさせてくれた思い出があります。なんとなく暖かな記憶です。
その記憶はそこまでで途切れているのですが、その新緑の垣根と真っ赤な木苺の実のコントラストと、なんとなく父の優しさは、何故かはっきりと脳裏に焼き付いて鮮明に今でも時々思い出されるのです。
今私も父の様に長い時間を掛けて育児をしていて思うのですが、何が心に残るのかは分からないので、日々の生活が大切であると感じる今日この頃です。
蛇イチゴを見て、この体験の様に良い思い出を渡してあげられたらなと思うのでありました。
そう言えば、父は育児で何が1番の思い出となっているのだろう?今度、聞いて見たいなと思います。
出張中の新幹線の車窓より
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♪( ´θ`)ノ