人生はジェットコースタームービー、一度走り始めたストーリーはゴールまで止まらない。まさにそんな感じ。ひたすらダンボールに梱包して物をしまう。ちょっと大過ぎ。私のバイク関係のパーツと資料、彼女の独身時代に集めたCDと写真。山のようなグッズ達はトラック１tはあるね(笑)さらに、せっせと梱包。全ての家財で4tなり。但し、バイク二台と自転車６台除く(笑)
そんなこんなで家財道具は全て移動して、からっぽの我が家をパチリ。そんな中で何もなくなった部屋を見て強烈なイメージが降ってきた。あれは5年以上前、東京から名古屋にきたとき。まだ彼女と二人で始めた生活、転勤と同時に結婚したので布団やテレビさえなかったところから始めたあの頃、がらーんとした部屋から始めたのを思い出した。確か、あのときもこんなふうに何も無い部屋だったなぁ。しみじみ。
この場所でインコのぴーちゃん、エンゼルフィッシュの銀ちゃんが亡くなり、交代したように子供達が生まれた。長男が誕生して初めて連れてきたのも、この部屋だったし。次男が生まれるとき、小さい長男を連れてママの面会に通ったときなど、いろいろな思い出がある。そう、ここは私のいろいろな新しいフェーズのスタートの場所だったのである。感慨に浸る。
引越しが終わって思ったんだけど、そういう人生の年輪を刻める家を作ってから、家族を作れば良かったのかなぁと、そんな思い出たちをずっと刻みながら生活ができたら素晴らしいのかもしれないなぁと。そーかーだから、みんなは子供を生む前に家を作るのかなぁ、そんなことを思った引越しでした。
