お昼にいつも読んでいる2chのバイクの話題をまとめているサイト「パイクと!」で【徹底討論】バイクはなぜ売れないのか?どうしたら売れるのか?という記事がある。読むと、その理由は全て確かにねと思うことばかり。でも、この理由に不足していることがある。それはバイクはスポーツであるという側面。バイクの楽しみ方のひとつに、汗をかくほどバイクを操るという楽しみがあって、バイクはスキーやテニスや野球のようにスポーツとして楽しむ方法がある。そのスポーツの楽しみを追求していくと競技となって、最後にはレースに行きつく。自由自在に扱えるようになると、移動の手段であったバイクが、運転、いわゆるライディングそのものを楽しむという遊びに変わる。
バイクはなぜ売れないのか?どうしたら売れるのか?という質問に対して方法はいっぱいあるけれど、間違いなくスポーツという文化として日本に根付けば、市場拡大につなかるんじゃないなぁと思うのですよ。けっこう、スタイルの追求や移動の手段としての利便性、盆栽としてのカスタム、コストなどの視点から話し合いは星の数ほどあるけれど、ライディングを楽しむという視点はなかなか議論されない事実。日本ではライディングを楽しむという話をすると、すぐに峠のローリングやサーキットでのレースに繋がって極論にいってしまうのだけれど、その前に健康促進にもつながるような、みんなで走るとかスポーツ性について話し合えばいいのになぁと思う今日この頃。