元の部屋
- 3LDK
- バス 1216サイズ
- 90年代のマンション
課題
- ダイニングが隔離、カウンター越にダイニングに接続
- リビングが狭め、寝室兼和室で仕切られている
- 風呂は1216と当時の普通サイズと狭め
- 光の取り入れ方は全部屋に窓があるのは良いところ
- でも西と南にマンションがあるので日が入にくい
- 北部屋は寒すぎる
- 西面は購入時のかし条件となる高速道路の騒音
- 和室にエアコンがつけられない(使わないので不要だけど)
現在の部屋
- アイランドキッチン
- 造作棚
- ロフトベット
- 全て二重窓
改善結果
物理的に変更できない隣接マンションの日の問題と風呂サイズ以外は全て解決
- アイランドキッチンで隔離キッチンでいつも会話ができる
- リビングが広め、縦長の12畳+寝室5畳で合計 17畳で広々生活
- 風呂は物理的に1216と変わらず
- リビングが窓が東3面、南1面と圧倒的に明るい
- 西と南の日の入り方は変わらず
- 全て二重窓、壁はウレタン塗装と断熱材で本当に暖かい
- 西面は二重窓にしたので雨音も聞こえないほど騒音がシャットダウン
- 和室にもエアコン配管を使わないけど念のため用意
設計メモ
スケルトン
- PS管:変更不可
最初からリノベーション をしたいと思っていたけれど、リノベーションに対する知識があるわけでもなく、また物件はそれまで住んでいた場所を中心に探したので自由度の高さを考慮した作りを選んだわけではなく。制約がある中での間取り設計。
制約事項
- 導線
- PS管
構造を分解すると、よくあるこの間取りには様々な制約があることがわかった。
バスの配置
まず配管の位置が決まってるために自由度がない。変更が事実上できない。
トイレの配置
ここは左右90度回転できるけれど、北部屋が狭くなるため左側に横長の設置は駄目。右側の回転は、玄関が広くなるけれど、その分住居スペースが減る。
キッチンの配置
窓を全て活かすためには壁側への配置はもったいないのでこの配置一択。
導線の設定
今回、廊下を減らすことで部屋のスペースを拡張したいと思っている。その場合、玄関から入って部屋に行くときに各部屋を横切るわけにはいかないので導線がリビング上にないといけない。
間取りと構造
- 黄色が導線
- 上半分がリビング
- 下三区画が部屋
まとめ
合理的に考えていくと、この間取りとなる。おそらく人生で一度の自宅の間取り設計、経験で得た知識は結構使えます。駅に置いてあるマンションの広告などを見て、もしリノベするのならこうするなぁなんて、移動中に楽しく遊べるという趣味も増えました。やっぱり建築は楽しいですね。もし生まれ変わったら建築のエンジニアになるのも良いかもしれない。