今回の名刺デザインのプロセス
今回、お任せで依頼を受けて試しに作成すると、こんな感じで合計12プロセスが発生。さて、このようにイラストを完全オリジナルで作成して販売した場合の市場価格を調査してみたいと思います。
A10.誤植修正
A11.入稿PDF作成
A12.印刷発注方法説明
予めキャラクター仕様や色などを事前にヒアすることや名刺のフォーマットなどをある程度プロセス化することで、工数短縮は可能だと思うけど。そもそもオリジナルのキャラクターや小物など、オリジナリティを出すというクリエイティブな部分もあるので、そこはちょっと掛かりそう。
世の中のキャラクターの価格はいくらなのか
SKIMAって?誰でも個人のイラストレーターにイラストを依頼できるコミッションサービスです。(中略)オリジナルのイラストや似顔絵、ホームページやブログのロゴも簡単に個人で売買することができます。お金のやりとりはSKIMAが仲介するので安心してご利用していただけます。
https://skima.jp
調べてみると、世の中にはイラストを販売するためのサイトがあることが
わかる。綺麗な美少女キャラだけでなく、私のようなポップアートもありだそう。そしてその価格はピンキリでうまさだけではなく、様々な基準が混在。ひいき目にみて私のイラストのクオリティレベルだと3,000円/点程度でしょう。
また発注条件を調べてみると
- 基本的に手直しは回数制限なし
おー、これはもう商売にならないですね。おそらく副業でしている人もたくさんいて、工数というより、多くの方に自分のアートを使っていただきたいというようなものでしょう。
もし3,000円で受けた場合、時給2,000円で働こうと思うと1.5時間以内に完成する必要があり、メールで対応や送付などの工数を考えると、1点1時間でサクサクと仕上げないといけないのです。もし2時間かけると・・・。真っ当に働いた方が良いね。
30万のお給料を稼ごうと思うと100点のイラストを書くことが必要で、もし2時間掛かるとするならば約200時間。1ヶ月以上の稼働が必要となる。でも、これだけ安価で素人からプロまで登録されている中で100人も仕事を発注してくれるわけもないので、そんな心配は不要w もうそうキャラクターはビジネスでなく趣味かもしれません。
調べて分かったこと。それは何事もそうですが、スキルベースと販売チャネルもしくは変わるブランディングが必要であるということでした。もし3万円で販売できれば20時間の作業で稼げるという夢が広がりますw プロになるためには価値を10倍にするブランディング、あるいは誰もが認める、誰もできないユニークさが必要ですね。