来年の体制、予算などの見直しが始まれ計画を立て始めるのが10月である。11月から始まり12月には決まり始めて1月に確定する。NBD(新事業開発)というテーマ、新しいジャンルの仕事を開始して11月で丸3年が経過する。今年の3月からの半年間は自宅での在宅勤務となったが、そう単身赴任をして3年が経つのである。10月がきたということは3回目の選択が始まる。
今回はすごく悩んだ。そう過去形。さっき10までぷん前まで悩んでた。提案した企画は笑えるほど全て勝てる。全てテーマ化される勢いもある。確実に自分の提案で森ができる。小山の大将かもしれないが、コンペで勝ち取れているのだから自分の強さでもある。でも会社の構造的に新事業を作るのは困難でもあるとつくづく思っている。何個も何個も企画を出しては育てていくけれど、企画の素材としては総論ありだか、事業という出口が見えない。保守的な仕組みという壁がある。世間で事業を創出している人に対して、経験も少ないし、頭の回転のスピードはそんなに高いほうではないという自覚はあるけれど、その保守的壁の方が大きいのではないかと感じる。
でもさっき会社の同僚である仕事の親友に相談して決断した。やっぱりあと一年戦う。今自分が進めている事業の種のポテンシャルは高い。親友とのディスカッションで気がついた。どーしても自分が腹を痛めて産んだ企画の種に自分で水を与えて、肥料を入れて育ててみたい。大変な思いをして産んだ企画を手放したくない。もう一年、夢を追おう。あと10年しかない会社員という人生の10%を今育てている種に費やそう。後悔は決してしないはずである。ポジションを取りに行くなんて打算的なことは考えない。今、自分が自己実現したいことに対して、直感的に選択して情熱と努力で走って行こう。いざ出陣。9月末実の決意より。