まじかぁ、、、これからとりあえず半年服用すると約束したニフェジピンCR、生活におけるデメリットがあることがわかった。それは、大好物のグレープフルーツが食べられないという事実。なんとカルシウム拮抗薬はグレープフルーツを摂取するとお薬が効きすぎて血圧が下がり過ぎてしまうため食べれないのである。ガーン。グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類という成分は外側の皮と果肉の間の白い部分や果肉にも含まれている成分で、代謝酵素の働きを抑えるのでお薬の分解量が減少、そのため体への吸収量が増加し、薬の効き目が強まるという。なんと、、、、
フラノクマリン類の含有量
入っている量は生活の上でどーでもいいのだが、大切なのは、高い比率のものは食べれないという事実。年間10玉は食べるグレープフルーツが飲めない、またレモンジュースは良さそうだけど、皮食べちゃダメそうとか、、、色々制約がある。
柑橘類に含まれるフラノクマリン類のDHB(ジヒドロベルガモチン) 換算量(μg/mL)
酵素免疫測定法による食物・生薬中のフラノクマリン類含有のスクリーニング
齋田哲也,藤戸博 佐賀大学医学部附属病院薬剤部
医療薬学Vol.32 No.7(2006)より
食べていいタイミングがない orz
まずにフェジピンCRを20mg飲んだ時の時間経過に対する血中濃度は24時間で10ng/mLというように長い時間継続する。私の症状は朝方に発生すると仮説しているので、夜間に一錠20mg服用するとしているので、寝ている間にピークがあり、8時間後の起床時から生活する12時間は15%前後と安定した状態が続く。そして24時間後に服用するので、またこのサイククルが続く。もちろん生活時間には様々なものを飲むので薄まる可能性はあるが、代謝を促す働きが一定率だとすると効果は持続する。
引用 : ニフェジピンの剤形の比較
さて、一方、水200ccの代わりにグレープフルーツ200ccで飲んだ場合、定説では3から5倍の血中濃度になると記載されているが、グラフを見ても確かに3倍以上になっている。概ね上図と同じで3時間前後にピークが来るのだが、その1時間後の4時間後にピークとなる。代謝を抑制するので効果が大きくなる。
引用先 : Q26.水なしでくすりをのんだり、水以外のものでのんだりしても大丈夫ですか。
さて、疑問ではあるが、代謝で血中濃度が低下した12時間後にグレープフルーツを楽しんで、その後12時間後に、薬を服用した場合はどうなるのであろうか? やってみたいけどバイオマーカーで定量化できる方法が手に入れられないのでできないですね。残念。メカニズムの概要は看護師さんレベルには理解したれけれど、実証実験ができないので、とりあえずは控えることにしよう。
グレープフルーツが食べにれないのは、人生において悲しいことの一つではあるが、みかん、ポンカン、ゆず、伊予柑、デコポンは大丈夫らしいので、これからは、これらを楽しむことにしよう。
さて、あと調査することは、、、薬との決別のためのプランの策定である。