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WPのオーバルダートコースが現在拡張工事?


[136] WPのオーバルダートコースが現在拡張工事? :2001-08-07 (Tue)


WPのコースが200mと400m二つが設置され、現在拡張工事をしようとしているらしい。思えば去年の11月頃、まだFTRからナンバーを外していないで練習時に外装をそそくさと外していたときに、何回か通いました。その頃はまだ誰も居なくてD虎のSと二人で貸切状態でした。ただその頃は(今もそう?)初心者の始めて走るコースと併用していてまたお子様も走るというありさま。オフのにーちゃん達もウォームアップに来て路面を荒し社長が追っ払うという感じでした。そもそも行かなくなったのは、1.路面が桶川の方がよく滑って走りやすかったこと。2つ目としてはとある事件があったからでした。その事件はまたスライドとはなんぞや?という問いに対して必至でブレーキをきっかけとしたスライドから慣性スライドに移り変わる頃。なんとコースを走っていると逆走して子供(いやガキ)がスライド中に突っ込んできました。とっさにリアブレーキをかけリアをスライドさせ自分は転倒しながら子供を避けました。「なんだぁ!!!」と思い子供の方を見て声をかけようとするとなんとバイクにのって逃げて行くではありませんか?「むかっ」ときた自分はバイクを・u毆)その場に倒したまま捨て置き、ヘルメットを片手で外しあげ、左足を引きずりかげんで(スリッパで歩きにくい)子供を追いかけました。なんとオフロードコースの方の人の群れに入りこんで生きました。入り込んだ先で逃げ切れたと安心したのかまた戻ってきました。ちょうどそこに親がいて、子供と親を確保。親と子供の前で怒りを押さえながら話しました。「今この子供がダートコースで逆そうして自分に突っ込んできたんですよ。自分が転倒させて避けれたからいいものの、もし避け損なったら死んでるかもしれないんだよ。子供がバイクを嫌いにならない程度に本気で怒って下さい。」って言った。周りで逆走を見ていた人も言ってくれた「その子、さっきも車に引かれそうになってたよ。逆走もしてた。避けてもらってなければ死んでたよ」ってね。自分は怒り心頭、両親の謝る言葉も聞かずにトランポに戻ったのであった。というようにたまたま無事だったからいいもののレース場でよくある死傷者がでるパターンの王道。最悪でしょう?自分がまずWPに望むものはコース路面の充実より走行環境を整えること。またルール作り。コースレイアウト的に崖の横に設置されていたり、コース50cmの所が駐車場だったり、親が見ていない子供との混走についてなどね。また練習はともかくレースをやれる環境ではないことは確かですね。たぶんそこらへんのことをクリアしないとレース開催は無理だろうね。といっても開催されたらおかまいなしに参加してしまう自分にそんなことを言う権利はないかもしれない・・・。


最悪最低の桶川路面でタイヤの空気圧リセッティング!


[135] 最悪最低の桶川路面でタイヤの空気圧リセッティング! :2001-08-05 (Sun)


最悪最低の桶川路面でタイヤの空気圧リセッティング!「そんなことしても意味ないっすよ!」って言われそう。それくらい桶川の路面は酷かった。全体に大きなうねりがあり、とろろどころは路面がひび割れて、コーナー前後には特大半径70cmの楕円穴。その中には砂満載。路面の削り過ぎで石も飛びたしゴツゴツ。まったく走れたもんじゃない。ってなところで練習してきました。第1コーナーはグリップ。第3コーナーはふかふか。という感じでした。


第1コーナーはちょっとグリグリなのですが、とりあえずはおっかなびっくり走ってウォームアップ。全開で進入すると凸凹にリアが降られてサスはフルストロークしてお釣りが来てライダーの重みで押さえるってな感じ。あと抜けだしたと思うと外周直線ラインにフカフカ砂が一面にまいてあり、直線の外周側半分には膨らみたくないので抜け出しのラインを膨らまない練習となりました。第3コーナーはイン50cmくらいはなんとか走れるライン。でもその回りの50cm幅は逝っちゃうライン。突然コーナー脱出でフカフカ登場ってな感じでスーパースライドへ。そんなこんなでインベタに入って抜けるラインどりの練習となりました。


という状況の中でタイヤの空気圧をマックスとミニマムを試して見ました。結論から言うとタイヤの空気圧を高くすると良い感じでした。高い空気圧の利点はコーナー中のアクセルオンで向きが良く変わる。立ちあがりも前に進み脱出スピードが高くなったようです。デメリットはゴツゴツ感。路面に対していままで程よいダンピング特性を持っていたタイヤがまるでゴムの用です。ハンドリングは空気圧が高くなるんだからクイックになるかと思いきや、ゴツゴツしてブロックが路面に噛むぶんだけ重くなった感じがします。で、空気圧が低い場合の利点は、その先ほどのデメリットであったタイヤのダンピング性が向上。サスと協力して路面からのバウンドを吸収している感じです。そして、やはり進入時のタイヤの滑りだしが滑らかでした。高い空気圧はスライドワークの向き替えに対してリニアに反応してメリット。低い空気圧ではスライドコントロールに対してし易いという感じの違いが見られました。


 で最後に有効なのはどっちということになります。ここの判定は難しい。実践とタイム出しでは走りやすいメリットデメリットもあり一概には言えません。ただここで頭をよぎるのはダート仲間と話していたときの「サラサラ路面で1番早く走れるセッティングにしておけばグリップ路面なんかへっちゃらダョ」というセリフ。ということでこれからどちらで走りこむかはタイムで決着を付けようと思うのであった。


 次回はタイムアタックっす。但し路面が最低限走りたくなるよな場合のみ・・・。とほほ。