ダウンヒルの楽しみ方の1つ。それはコースアウトして、ふと立ち止まってライダー達が走る姿を眺めること。このダウンヒルって競技は、名前の通り山や丘を下るのでギャラリーコーナーまで徒歩で辿りつくことは難しく、レースではスタートさえ中腹から開始されるので辿りつけず、一般の観戦者はゴールくらいしかライダーが活躍する姿を見ることが出来ない。でもコースを下る技術を学べば、レースで使用するコースと並行して走っている他のコースを使って自由にギャラリーまで辿り着ける。すると臨場感溢れる光景に出会えます。このリアルさは、いかに映像を駆使したDVDでも、味わえない楽しさです。
今回走ったのは初心者コース。もともと初心者優先なので攻める行為は極力遠慮したほうが良いところ。その為、本気で走っている人は見かけないけれど、それなりに個性的な人もいるので楽しめます。思わずシャッターをきってみる。
コースの途中にある看板が好きです。なんか競技をしているなぁという雰囲気にしてくれるし、デザインもシンプルだけどカッコイイ。全部撮ってみようと思ったのだけれど、コース中は危険なので、今回は休憩ポイントの看板を撮影。
ダウンヒルもそうだけど、自転車関係の業界は普段の足としても使用できることから、ウェアとかもおしゃれなものも多い。メーカーやショップの看板もしかり。かっこいいものがいっぱいです。それに比べてバイクのレースは、メカメカしいというか・・・質実剛健というか、普段着使いのできるウェアも作っているメーカーってないような気がします。もう少しバイクもジムカーナも競技に関係ない、普段使いができめものもプロデュースしてくれればなぁと思う今日この頃。もっと競技をファッション化してくれる方が良いなぁ・・・。
ということで無事下ってゴールを迎えるとゲレンデには真っ赤なパイロンが・・・。思わず脳裏CBR600RR’07が頭をヨギル自分。うむっー。ジムカーナだけのことを考えると、ゲレンデを散歩している場合ではないなと・・・。そんなことを考えながら無事、散歩終了。写真もいっぱい取れたので満足して、ちゃんとした練習へ進むのであった。
このおまけの写真は妻への感謝の気持ち。こうして走り続けられるのも妻の協力あってこそ。練習に行くと決めると必要な下着やウェアがちゃんと用意されています。残業で遅くなっても、仕事をした後、気持ち良く出かけられる。このサポート無しでは「no race no life」なんて言えません。
いつも、ありがとう(喜)
とうことで、37歳の夏休み前のちょっとした休日、練習と撮影でした。
もっともっとダウンヒルもそうだけど、カメラの腕も上げないと・・・。
ジムカーナもあるし。いろいろと忙しいけど、がんばろう。
おおっー。
終
「downhill」一覧
ダウンヒルde散歩 #2
MTBでゲレンデ脇にある山道を下るダウンヒルって、もちろんハイスペックなマシンを駆使して、ロングストロークなサス、油圧のブレーキ、チューブレスタイヤとか…機能を最大限に使いこなすことの楽しさが醍醐味ですが、そのコース自体にも魅力があると思うのです。ふと立ち止まって見るとそこは大自然。散歩するにはぴったりの環境です。散歩とい言う言葉が似合います。
写真を撮っては止まってを繰り返していると、練習している人達と遭遇します。走りを見ていると上級者とそうでない人とは音で分かります。上手い人は、石を川辺から投げて川を渡っていく飛び石のように静かにリズム良く、そうでない人は、ダッダダダダタっとまるで不整地を走っているみたい(笑)音が写真で撮れないのは残念ですね。
初心者コースは全長7kmもあるので、途中には休憩箇所が多数あります。冬場はスキーのコースだと思われるゲレンデの真ん中でお昼寝も可能です。している人はいませんが・・・。無論写真撮影をしながら散歩している人も自分だけですけど(笑)
ふと立ち止まってゲレンデを見下ろすポイントだったりして、綺麗な景色を堪能できます。下に見えるのが次の休憩ポイントですね。夏日の眩しさに写真の露出も飛びぎみ。景色を表現すると、写真は秋のようになっちゃいました。写真って無難しい(笑)
おっと珍しい看板に出会いました。そうです。ココは大自然、動物達も通っているらしいです。でも自分はまだ猪と出会ったことがありません。あとは「!!!」危険という看板があったり。看板を通したコース管理者とのコミニケーションが面白い。一回目のコースインでは、ちゃんと看板の指示に従うと安全に走れます。きちんと管理されて、初心者の安全を考えてくれているコース運営者の人に感謝いっぱいですね。
続く