震災に関する情報をメディアから知らされると、ただ、ただ心が痛い。私が名古屋の地で普段と変わらない日常生活をしていることは、本当に偶然で運が良かっただけに過ぎないことを実感する。
今回の震災で大きな災害を受けた南相馬市は私の出身地。祖母と叔父さん達、親戚が住んでいる。海岸からは離れているので安心はしていたが、翌朝まで電話が繋がらないと心配は募る。偶然にも翌日電話が繋がり皆元気であることが分かった。でも、その後電話は繋がらない・・・。やはりライフラインが混乱しているのかもしれない。また震源地からは少し離れているけれど、茨城の両親達も無事であることが分かった。まずは我が家族達の安否が確認できて一安心というところである。
しかし両親のマンション、高い階に住んでいるので地震の影響は大きく食器棚や本棚が倒れてめちゃくちゃであると電話で状況を聞いた。食器の半数以上は割れたりして、私が20歳のときのNSRに乗っている写真にチャンピオンを取ると決意を書いたメッセージ入りの額も倒れた本棚の下に埋まっていてるらしい。たまたま出かけていたので怪我もなかっただけで、偶然というしかない。
一日中、災害状況をテレビで見ていて思ったこと、もし東海大地震が発生したらどうなのであろう。うむ。この地に越してきて、まだ何も取り決めごとをしていない。ということで、災害に備えて家族とどのように連絡を取り、どこに逃げれば良いのか?調べて見た。市のHPで災害時の避難場所マップを落として確認、また水害発生に関してのマップも見つけて調べる。自分と妻のiPhoneに緊急時に使用するツール、災害連絡や場所の発信の仕方、避難する場所などルーチンを設定した。引き続き、緊急用の携帯電話のバッテリーや、災害用の備えをこれからしたいと思う。