今、アフラックの医療保険とがん保険に入っていますが、これって本当に必要って常々思っていました。そもそも入っていた目的とその効果、実際の必要性について、ビールでも飲みながら、ゆるーく考えてみたいと思います。そもそも入った理由は、妻の父親が要介護状態になった事から大変だったので安心を得たいとのことで年間15万というより、月額12600円を投資したという感じです。
- 医療保険 約3700円/月 40歳で加入 夫婦で合計7400円
- がん保険 約2600円/月 40歳で加入 夫婦で合計5200円
- トータルは12600円/月 年額 151200円
安心という目的に対してはプライスレスなので後悔はしないですが、年収の何%かにもよりますが、世の中の物価枯らして、掛け捨てで40歳より10年で150万支払うというのはちょっともったいないですね。
さて私の保険はどの程度の保証があるものなのでしょう。もう10年前のことなので忘れていたので当時の申込書を出して整理をして見たいと思います。
- 医療保険 : 入院60日5000円、先進、通院60日3000円、三大60日5000円
- がん保険 : 診断50万、入院5000円、通院5000円、先進、長期支援
現在のがん保険は40歳試算で診断時の支払い金額の関係でパッケージが違うのでなんとも言えないけれど、2600円から5000円。中身を見てみると現在のベーシックなプランは診断時25万なのに私のは50万なのでお得なパッケージであった。また今48歳で入ると診断時の給付が50万ではなく25万と半分なのに3700円掛かる。
もし今後20年払うとした場合、今のままだと624000円、もし今入って20年支払う場合は888000円、差額は264000円となる。8年前に入って今まで支払った金額は249600円。あれ差額はほとんどない。なるほど40歳にがん保険に入って68歳まで支払う場合、48歳に入って68歳まで支払う場合ほぼ同じ金額を支払うことになるのである。ということは、同じコストでも8年間分保証を受けられるのでお得なのである。なるほど上手くできている。
さて一旦止めて10年後に入り直した場合を試算してみよう。このまま支払うばあいは2600円/月なので312000円支払う、その後の10年も同様に312000とかわらなす。もし58歳で入り直すと10年間で5800円/月だったので696000円である。上手くできている。結局支払う金額は数万円違えども、これからもトータル20年間支払う場合と、10年後に10年間支払う場合でコストは同じなのである。
48歳から68歳までの期間を支払い続けて20年間の保証を買うのと、58歳から68歳まで10年間を支払うのではコストが同じなのである。早く入れば早く入るほど同じコストで保証が効いている期間を長くすることができお得ということとなる。結論としてはいつ入っても同じコスト。強いて言えば終身の掛け捨ては月々負担が早ければ早いほど軽いということである。
さて、年齢に対するがんで死亡する確率を比較すると10年後に死亡する確率は40歳は0.3%に対して50歳は1%である。約3倍のリスクとなる。40歳は1000人中3人、50歳は1000人中1人。がんの疾患率は40歳は2%と50歳は5%である。うむ、100人中2人と100人中5人、結構高いのである。
まとめると10年間はガンにならないと考えれば止めて、10年後に入り直しても生涯コストは同じ。でももし10年後に10年間は入り直すつもりがあるならば、今支払えば保証期間が2倍受けられる。約10年間では支払う金額31万円を先に使うか、後で使うかの差である。
医療保険も概ね同じからくりだとすると、さて10年間で150万のコストは妥当なのであろうか。踏まえて我が家のフィナンシャルプランを見直そうと思う。