結論、快適です。おそらく計算上、最高性能をゲット
とうとう7月21日に35℃の猛暑となりました。
- まずは夜間、外気は深夜1時から朝6時で1℃の変動
- 室温は同時刻で2.7℃の変動でした
- 室温の最大値は29.7℃、30℃に到達せず
実際の我が家の室温データと愛知県の名古屋市のデータとの比較なのであまり正確な対比ではないけれど、外気変動より室温変動の方が高い。おそらく理由は空気の流れは換気されているため少々はあるものの、密閉された室内には、冷蔵庫とVTRが数台動作している、リビングには誰もいない寝静まった後でも発熱していることが理由と思う。さて室温は朝方に最大29.7℃になるが、外気はその時26℃である。でも体幹ではあるが締め切っている割には暑くない。
猛暑35℃でも断熱とエアコンで快適を実現
- エアコンはうるさら7で設定は28℃の自動運転
- 外気が35℃と猛者のため朝6時につけて寝るまで稼働
- 最大室温29.7℃から最下位点で28.1℃に低下まで約3時間
エアコンを6時に付けると体感はすぐに涼しいので、3時間のラグタイムは温度ロガーが壁に配置されているため、おそらく壁自体が冷やされるまでにがかかっているものと思われる。でもうるさら7のエアコンはしっかりと働いていて外気が35℃になっても室温の最大は28.5℃で、概ねの時間帯は28℃にコントロールが効いている。素晴らしい。エアコンの消費エネルギーがわからないので心配だけど快適である。狙い通りの断熱性で今年の猛暑は快適な室温で暮らせそうである。
日中の室内温度の変動は0.4℃と快適
昼間にリビングの窓の前に立つと確かに日光が届いて暖かさを感じるが、ジリジリとした暑さではない。熱を遮断していることをしっかりと感じることができる。我が家は起床後、エアコンをつけて室内の壁の温度が冷やされると同時に、外は日が昇り窓からの日光が13時にピークとなる。我が家は南向きの窓配置ではなく、東南方向なので日光のピークが早い。温暖化が発生している環境に対しては良い場所だと思うけど、その話はまた今度。日光がピークとなると室内温度は、9時から13までで約0.4℃の温度の変動であった。素晴らしい。二重窓とLow-Eの複層ガラスと全室内の壁をネオマウォール 、ウレタン塗装で固めただけはある。こうしてリビングでブログを書いてる瞬間も暑くなく寒くなく過ごしやすい。
見えた課題は夜間の2.7℃の温度上昇を如何に抑えるのか
贅沢なことかもしれないが、夜間の室温の上昇を29℃以下に抑えられば起きた時にひんやり感をさらに感じれと思う。外気は27℃なのでもう外気を上手く取り入れられれば冷やせるかもしれない。もしくは室内の家電の発熱を抑える。どちらかである。では、まず家電の影響を試算してみよう。
12畳で2.7℃/6時間の上昇は冷蔵庫の影響だと推定
1㎥の空気を1℃上げるには、20W/℃/㎥/minだというので、リビングは18畳だけど、寝ている時は扉で12畳になっているため、面積20㎡ 天井が236cmということは47.2㎥なので、360分で2.7℃上昇する場合に必要なエネルギーは412Wとなる。冷蔵庫450Lの定格消費電力は90W程度、6時間だと540W、うん。ぴったり。冷蔵庫が室温上昇の原因だと推定。うん、これは仕方がない。ということで夏場の室内温度上昇としては最善を尽くしていることになる。
まとめ
しっかりと断熱設計を施すことで、猛暑35℃の外気温に対して、室内はエアコンを効かせることにより窓から日光を取り入れても0.4℃の温度変動に抑えられて、過ごしやすい快適さを手に入れられる。12畳のリビングの体積では冷蔵庫などの家電の排熱で上昇を止めることは難しが、エアコンを切って寝ても温度はプラス2.7℃の上昇に抑えることができる。リビングは30℃にならない温度で朝の生活を始められる。
リノベーション の断熱設計を自分でしてみたのだけど、やってよかった。期待値通りの性能を手に入れられたのである。よかった。やっぱり家は断熱性能が決め手である。
この結果は下記のリフォームと構造で実現しました。