2025年02月一覧


2025年 タイヤの選択

今年のシーズンに向けて準備を着々と進めています。
本日の課題はタイヤのチョイスです。
まずはCBR600RR’07でのライディングの探究を再開してからを振り返ってみましょう。

2021年はQualifier2 120/70,180/55

激安で前後セットで27,000円のため購入
数年放置していたカチカチのBT016に比べて十分グリップはあったものの
コスパ最高でしたが、剛性が高い感触で路面を捉える感覚が少すぎて使いにくかった。
おそらく大排気量用というコンセプトで剛性が高い上に
私はトラクションを掛けるのが下手で使いこなせなかった。

2022年はDiablo RossoII 120/70,180/55

柔らかさと減りのバランスを求めてモデルチェンジで価格が安かったので選択
Qualifier2よりもグリップ感も増加、適度なタワミも感じで好印象
ツーリング用途のタイヤなのに20年前のハイグリップな感触に感激
散歩の途中で走っていたワインディングが楽しくなり
モアグリップ、ディメンションの最適化をしたくなる

2023年はDiablo RossoIV 120/70,190/55

期待以上の良さでした。グリップ力、路面からのキックバックなど
もうこれでいいんじゃないかと思うほどのバランスでした
また前下がりを得たくて車高調整付きのリアサスを入れ
調整幅を増すため更なる前下がりを求め190サイズを選択
好みのハンドリングレスポンスを手に入れました。

2024年はDiablo Super Corsa V3 SC1 110/70,180/60

昨年リアサスの変更で劇的に路面の追従性が向上して
ダンパーとノーマルに比べて低レートのスプリングの素晴らしさを体感
また毎週末走ることで平均速度が10%以上も向上
一度は最新のタイヤを履くことを決意して予算度外しで選択、結果は最高
トラクション、寝かすなどの当たり前な制御ができるようになるグリップ力の安心感は絶大
フロントは110にすることで軽快に、かつ端までしっかりと使えるようになる
何よりサイドウォールがペラペラのためか路面の感触で悩んでいた剛性感も緩和
リアは195/55から180/60にすることで幅を減らすもハイトを維持しつつ
下がり過ぎずに軽快感を手に入れる

2025年のコンセプト

・まずリアのサイズを小さくする160/60を選択してフロントとリア共にサイズダウンする
・今年も最新のハイグリップタイヤを味わう

選択肢はというと
候補1 : Diablo Super Corsa V4 SC1 110/70,160/60 市場価格 55,900円
候補2 : Dunlop SPORTMAX Q5 110/70,160/60 市場価格 50,700円

参考ですが120/70,180/60だと候補1は72,400円で候補2が59,800円に増額
狙ってのことではないが、結果的に1から2万円もお財布に優しいですねー、嬉しい限り
さて、押さえておかないといけないことがある規格上の外形の変化です。

タイヤ外径の変化

タイヤ外径 (mm)変更後外径 (mm)変化量 (mm)
フロント
(120/70 → 110/70)
599.8585.8-14.0(-7.0)
リア
(180/55 → 160/60)
629.8623.8-6.0(-3.0)
リア 190/55640.8-7.0(-3.5)
リア 180/60647.8現在
リア 160/60623.8-24.0(-12.0)

タイヤ幅は両端10mm程度のサイズダウンは良さそうであるが、計算すると外径の変化が大きすぎる
180/60に対して160/60の-24mm(-12mm)と低下するのは、、、許容範囲外すぎる。
偏平率(アスペクト比)の違いによる影響がこんなにも数値の差として出るのは想定外。
180/60は190/55よりもタイヤ幅が10mm狭いだけなのに、偏平率が60%(190/55の55%より高い)ため、サイドウォールの高さが増え、結果的に外径が大きくなってしまうのです。イメージよりでかい影響です。

今試しているフロントフォークのセットアップでは、油面を下げて荷重がかかる時にしっかりと低いディメンションをキープすることができる方向性を探っているので、減速時の旋回は問題なさそう。でもフロントを抜重している時に、あまりにもリアが低過ぎて旋回性が低下することが危惧される。前傾が増すことでフロント荷重が増え、曲がりやすくなっているセットアップに影響がでそう。悩むところである。本来であれば両サイズを試せば良いのだけれど、残念ながら私は現在の期間は独身貴族モードではないので3万円もの費用を捻出することはしたくないのである。

と、いうことは結局のところ

候補3 : Diablo Super Corsa V4 SC1 110/70,180/60 市場価格 64,500円
候補4 : Dunlop SPORTMAX Q5 110/70,180/60 市場価格 55,200円

決めましたSC1は高すぎるのでQ5にします!
Q5という最新のタイヤの変化も試してみたかったので楽しみです。
今回は160/60は試さずに、2024年と同様に110/70と180/60のセットに決定

2025年のコンセプトは

・まずリアのサイズは180/60を踏襲してディメンションを維持
・今年は異なる最新のハイグリップタイヤを味わう

銘柄の違いによるプロファイルや外径の違いなども、気になるのですが
そこはただの趣味、面倒なのでこれくらいにしておきたいと思いますwww
結果オーライということで