大人になって長い間子供の番組から離れて10~20年は経ったのだろうか?それだけ離れていると、頭が固くなっていく自分が分かっていて、ハリウッド映画よりも刺激やリアリティはがなく、また戦いを題材にしているのに、やわらかい雰囲気の子供番組が、ゆるすぎてなんとなく見れなくなっていた。そんな自分にもう一度、見る機会を与えてくれたのは長男の育児であった。
この仮面ライダーダブル、長男が仮面ライダーや戦隊ものに興味をもって見るようになり、つられて自分が子育てをして始めて見た仮面ライダーシリーズ。見始めてみると、くだらないなんて感想は消え飛び、けっこう設定もコスチュームもカッコイイし、ライダーが乗っているCBR1000RRのアクションもカッコイイ。また登場人物の会話は、友情に満ち溢れていて、こんな自分でも純粋に感じることができ、初回から最終話、映画まで飽きることなくみることができた。まさにはまっていたのである。
そのテレビ番組が先週末に終わる。んー、なんか心にぽっかりと穴が開いた気分。そんな心の寂しさを感じている大人に対して、子供はもう次の仮面ライダーに心を奪われている。新しいものに対する好奇心、まだ子供には楽しかったことやものに対する執着心というものがないらしい。自分はというと、なんか次の仮面ライダーには感情移入できそうもない。バイクがレプリカでないからだけではなさそうだ(笑)
たぶん、パパにとっても子供と一緒に見た1st仮面ライダーというのは、やはり特別なものなのかもしれません。
疲れるしお金を浪費する子育てであるが、子供がいないと体験しなかっただろう大人になっての仮面ライダー鑑賞から得られたワクワク感はプライスレス。次は子供から何をもらえるのであろうか?好ご期待である。