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本格的MFT練習開始!その2


[212] 本格的MFT練習開始!その2 :2001-11-19 (Mon)



特筆する旋回性。昨日走ってみて分かったのだけれど、マシンを立ててコーナーに侵入できる。(言い方を帰れば寝かさないでも曲がる。スライドさせないでも曲がる。)FTR250がコーナー侵入時に寝かして入るため立ちあがりでバンク角とハンドルの切れ角を戻すためにアップアップしている瞬間にMFTは立てたままコーナーに入りつつ向きを変えて相手のミスを待てる。立ち上がりでは開けれる態勢を作り上げられるのである。知り合いの大先生に質問しながら勉強したところ、「やはりフォークが立っていることとフロントのブラケットの剛性があることがこのライディングを可能にしているらしい」とのこと。この方向性はおいおい理論と実践で詰めて行くことにしたい。チャンプの走行パターンの研究を含め考えていきたいです。課題その1


またMFTの最大の良いところは、リアのトラクション。ライダーがトラクションを与えなくてもマシンとエンジンがタイヤというよりはスイングアームを路面に板バネのような効果で常に押し付けてくれます。フレームの剛性、エンジン搭載位置、2本サスの特性からくるものと現時点では思われます。これもどこにそのフィーリングを作り出す要因があり、どう詰めていくともっと良い方向に行くのかを考えていきたいと思っています。課題その2


最後に。初めてから1年未満のライダーがFTR223からポンっと乗換えた瞬間から、上位シード選手についていけるMFTのポテンシャルには驚いた。マシンとはライダーをここまでフォローしてくれているのか?(それとも桶川皆勤賞の努力の賜物か?)まさに驚きの一日であった。



本格的MFT練習開始!その1


[211] 本格的MFT練習開始!その1 :2001-11-18 (Sun)



天候、路面は絶好調!昨日コケてちょっと痛い端々の筋肉痛も練習始めれば忘れて最高の条件での本格的シェイクダウンとなりました。まずは何も考えずに全開!どっひゃーというくらいパワーがあります。パワーバンドに入ったらもうFTR250には負けません。同じエンジン系列、パワー規制、排気規制があったとはいえど、最新現行モデルのエンジンとその給排気系のファインチューンは、そのノーマルの数値以上の加速を与えてくれます。ツインカムのDトラッカーでさえ直線ではこちらに部があるかのようです。いつでも開ければ付いて来る。これは走りの組み立てで失敗時からの立ち直りには最高の武器になるでしょう。FTR223はある意味、MFTと比べるとパワーの無さによるシビアなコントーロールとマシンディメンションから来るトラクション不足という点において、難易度は高かったのかも知れません。それらで苦労していた分、今回のMFTは自分のやりたいことを無調整で忠実に再現できる表現能力を持ち得ているので、本当に走り易かった。たぶん推定ではタイム的に乗りかえるだけで軽く1ラップが1~2秒は上がっていると思われます。しいて言えばまだまだ美味しいパワーを使いきることができないこと。勉強するのみですね。とりあえず中全開という感じで今回の練習は進めました。