2002年02月一覧

路面状態によるライディングの組み立て


[292] 路面状態によるライディングの組み立て :2002-02-14 (Thu)



3連チャンの走り込み。ほぼ1日8時間x3で24時間コースを見る。天候と照度により路面は目まぐるしく変化する。時には凸凹でフロントからリアから暴れる路面だったり、水を巻いて踏み固めたグリップ路面だったり、サラサラに乾いたグルーピング部にも砂が被さっている路面などいろいろ。そこで気がついたのが「自分には得意な路面と嫌いな路面がある…。」今まではがむしゃらにアクセルを開けたり、滑るから開けなかったりと走っていた。でもこのくるくる変わる路面状況に対応するためには、ライディングの組み立てをその状況に合わせなければいけないのではないか?ということに気がついた。


結論から言うと、滑る路面では寝かさない。グリップ路面ではバンク角を付ける。けっこうこの簡単なことが臨機応変にできなかったりする。一言でいうと簡単かも知れないが、進入のライン、マシンに対する左足の位置、アクセル開度、車体のバンク角、から突っ込みのスピードなどいろいろと気遣う部分が多い。とりあえず路面を見てこのときはココから走り始めようというライディングの基準ができたことだけでも進歩である。


そんな中で自分の好きな路面を見つけた。それはサラサラの路面。狭いグルーピングに立ちあがりで砂が舞う路面が好き。マシンを立ててグルーピングをトレースしてアクセルを最大限に開けられるトラクションをリアに残しつつ走るのが楽しい。自分とMFTはラインを締めて走れるのに比べてFTRはアンダーでまくりで外に膨らみがちになるところを横目にインを付く。楽しい限りです。


その反対に嫌いなのは湿気がありグリップする路面。どんな初心者でもグリップするから寝かせることができるし、スライドしなくてもロードのようにコーナーリングできる路面が嫌い。いつもよりタイヤが路面を噛むのでスピードがあがり、そのスピードでコーナーリングするために、いつもより体重移動とバンク角を深くしながらもアクセルを開ける。押さえこむライディングでなくて、攻めるライディング。おっとりゆっくりアクセルを開けたいという性格が好き嫌いを決めているのかもねェ。


まぁそんなことを言っていても仕方がない。グリップ路面の攻略法を今度は考えて見ようと思うのであった。コレ宿題。ただ夏場のレースは得意になれるかもしれない…。と今から楽しみであった。




↑↑桶川サイクルボールからの帰り道、ホンダ空港の風を見たための装置?夕日の中で色濃く輝いていました。こんな風景をゆっくりみて練習の余韻に浸るMCです。


グルーピングラインを基軸とした走法。


[291] グルーピングラインを基軸とした走法。 :2002-02-13 (Wed)



グルーピングラインを基軸とした走法。単なる一過性のマイブームな走りかたかもしれないが、自分は自分なりに本質的な走行パターンはここにあると思い今、次のような組立で走っている。鉄則として必ずグルーブの上に前後輪を乗せて走る※1。進入時の初期旋回においてもグルーピングライン※2の幅を意識してその幅内でリアを外側一杯まで使いフロントはイン側一杯を使って走る。また、ただラインの上を走るだけでは行けない、進入時に無駄なリアスライド、いわゆる抜重系のテールスライドによる進入はしていけない、あくまでも路面をグリップして走行させてリアのトラクションを抜かずに走りつつリアは振ること。※3そのときフロントもしかり操舵角によりバランスをとって進入時にフロントをスライドによって進めては行けない、あくまでフロントはグルーピンクライン幅の間でのみフロントをグリップを保ちつつライントレースさせてバイクを前に進めること。まずはこれが基本。この走りは見た目に派手でもなく向きも変わらないように見えるが、確実にバイクを前に進められる。


※1速く走るためには(コーナーを抜けるためには)常にタイヤを路面に対して食いつかせて前に進めなければならない。そのためには必ずグルーブの上に前後輪を乗せて走ることが走る条件となる。


※2みんなが走ることによって他のラインより砂が排除され砂が浮いていなくタイヤが路面を噛むことができる場所。


※3リアの抜重によるスライドとリアを路面にトラクションをかけたままでのスライドは大きく違う。リアの抜重によるスライドはマシンわ支えるためにフロントタイヤや左足の接地が必要となる。その反対にトラクションをかけた状態でのリアスライドは左足の接地を必要とせず、フロントに対する負担も少ない。実際、リアトラクションをかけつつリアスライドをできるライダーは左足を出さなくとも、ほぼ同じ速さでコーナーを走り抜けられる。


その基本を確実に行なえた場合の次のステップとしては、トラクションを一定に掛け続けるのではなく、クリッピングポイントを作り出すことに移る。トラクションをかけているタイヤと路面を更に噛み付かせて走るようにする。実はまだ、この部分は自分はマスターしていない。直線でライダーからリアへの積極的な荷重によってバイクがロケットのようにグンと前に進めることは理解したのだけれどこれをコーナー途中で作り出しクリップピングポイントとすることが出来ない。これからの課題です。


もともと、進入時に抜重によるスライドワークがNGと、そう感じたのにはちこっと氏(YZF増加のため日記上での名前を改名)の走りとアドバイスからきている。その走りを毎週の練習で研究すると基本的には他の人よりテールスライドをせずにグルーブラインを的確にトレースしてインを締めて直線加速に持ち込むことをしている感じかした。この走法はFTR250乗りの面々に言わせると初期旋回で向きが変わってないとか、YZFだから直線が進むため良いんだよとか特別視される。実はそうではなくて自分としては上記の理由から速く抜けるための手法と思っている。


ただしそれができるのはYFZとMFTのようにキャスターが立っていることに起因するという考え方も否めない。FTR250乗りがなぜ進入初期旋回での向き代えにスライドを重視するのか?それはマシンがそうするように設計されているためではないかと思われる。実はその説はD虎君の受け売りだけど・・・。それはまた次の機会で日記に綴ろう。


p.s.


そうそう、だからといって抜重スライドがいらないかといえば、そうではない。必要な場合は多々あるよ。レースの組立で他のライダーとの駆け引きでは重要な走りの組立となる。進入から大きく抜重して先行車のわきバラに角度を合わせスライドしていってインを付いたりと使い道はいくらでもある。一個だけの走法をすればいいということではない。