2002年05月14日一覧

ラインを取る捕る盗る。


[379] ラインを取る捕る盗る。 :2002-05-14 (Tue)



自分のライディングに1番足りないものはラインどり。昔からそう。どんなレースでもそうだった。ワイドラインをとる。タイトラインをとる。いろいろと練習ではできる。けっこう繰り返し練習するのでうまい方だと思う。でもレースで再現できない。致命的欠陥。


ラインどりの「とる」には「取る」「捕る」「盗る」の3種類があると思っている。取るとはトレース。脱出に必要な位置に適した進入位置の選択により走った場合で無理ムラが無く走れる。捕るとは進入で無理な位置であってもマシンをライダーが振り回すことで脱出ラインに正しく繋ぐこと。無理が生じるため何回も続けては走れない。ミスのリカバー、前走者のプッシュやパスで使用する。そして捕るとは後ろのライダーのラインをふさぐこと、相手が侵入するときに立ちあがりのために必要なパーシャルからの加速ラインを奪うのです。(Ex#56A藤さんが得意なヤツ)


ライバルに比べて1周のアベレージタイムで負けているライダーが勝つためには、これを自由自在にレース展開の中で正しく頭で構成した人がレースで勝つ。もちろん直感で無意識にしても良い。でも無意識になるためには走り込みと経験が必要になる。


自分はまだレース経験が1桁しかなく。レース中走りながら考える。考えながら自分でペース配分を練る。今年に入って先頭を走っている周回数は、桶R1が予6+決6、茂R1予6、桶R2は予6+決7で合計31周。それでも、まだまだ配分が分からないし集中力も続かない。


この問題点は集中力強化、練習のインターバルを10周にしてコントロールできる時間を増やす。昔、予選を抜けることだけを考えて6周で練習したのが今でも響いている。目覚ましをかけなくても朝起きれてしまうように体は覚えている。崩さねば。次回からの練習課題でもある。


とコーヒー飲みながら思った。外は晴れている。なぜ金曜は雨の天気予報なんでしょう。走りに行きたい…。はぁ。仕事しようっと。そして今日は写真無し。久しぶり。