中部ダンロップ杯ジムカーナ大会 Round2 参戦 1

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 今回のレースは愛知県の岡崎市のキョウセイ交通大学。四輪のジムカーナレースが開催されていて、かなり広めでフリースペースがたっぷりある教習所で行われました。日程はレース前日の8月19日が練習会。20日がレース。二日間とも天候には恵まれすぎて気温36℃、路面50℃、車内60℃(計測不能)を越す炎天下での開催となりました。
 メンタル的には楽々と、いつになく平常心での参戦となったのですが、思わぬ敵が・・・。その見えない敵と戦うために苦戦しまくり。想定外の課題が山済みとなりました。中途半端なフィジカル思考と中途半端なロジカル思考が裏目に出たレースでした(笑)
 参戦前日、炎天下の中での開催。初めての高い路面温度でタイヤがタレる感覚を始めてCBR600RR’07で味わいつつ戸惑いながらも、前回のレースであまりにも不甲斐なかった回転の復習をしばし行う。またコーススラロームなども、前回の練習で得た好感触な感覚を取り戻す作業をしました。・・・しかし暑い。トランポに備え付けの温度計を見ると60℃を越して目盛りオーバー計測不能でした(笑)滴る汗を拭きながら水分補給をして走る走る。
 やっぱ駄目です。極暑環境では続きません。20代のみなさんは、ひたら走っているのですが、自分は30分走っては休憩しての繰り返し、日陰でお昼寝をして体を騙し騙し走ってました・・・。この段階で本日する作業である、路面の確認、気温と路面温度の確認、ライディングの慣らし。CBR600RR’07の調子確認。と全てこなしていたので十分だと判断。この炎天下で走り続ける体力の消耗を考えると、明日に響きそうだったので。実は午前中の段階で「もう帰ろうと思っていました。」基本的には明日がメインだしね。
 でも帰ろうとしていたとき、スタッフさんたちも含めて、みんなが勢力的に練習をしていたし、自分も彼らの元気な姿を見て、あと4時間半がんばってみようかな!なんて思っちゃったのです(笑)。ということで、その後コースがクローズになるまで走り続けました。そのときは、この決断が間違っていたとは、知る由もなく・・・。前日の練習は終了。
続く
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 この日の練習ではノーマルタイヤでさえ、こんな状態に。タイヤの全表面が削れています。タイヤのプロファイルの中間地点のスリップマークの位置は、まだ残っているのですが、タイヤのエッジ部は、かなり減っています。恐るべし炎天下。こんな状況で練習をしていたら、タイヤはあと数回の練習で坊主となってしまうでしょう。ノーマルタイヤは減らないといっても、この炎天下には勝てないようです(笑)しかし経済的にピンチですね。こんなにグリップも旋回性も、がまんしているのだから1年はもって欲しいのに、今年の夏で終わってしまうかもしれません(笑)まだオドメーターは3000kmも走ってないのに・・・。タイヤが一本なくなっちゃうとは・・・。今からタイヤ貯金をしなければなりません。