2008年10月一覧

360度回転の解析

time02.jpg
 本日は練習で撮影してきたVTRより、360度ターン、すなわち1回転セクションから見た自分の実力を解析したいと思います。まずは、このキャプチャ画像を見てください。現在CBR600RR’07は完全ノーマルです。右は時計周り(右周り)、左は反時計周り(左周り)です。
 ライディングフォーム的には、いつもの自分ですね。昔も今も走る速さは違えどフォームは変わりません、しみじみと(笑)そんなことは置いといて、今回はVTRで回転についてタイム計測を行い、自分の現在の実力を分析してみました。
まずは回転しているキャプチャ画像から、ご覧下さい。
1)反時計周り(左回転)
Start
0001st.jpg
180度
0001mid.jpg
360度
0001go.jpg
2)時計周り(右回転)
Start
0002st.jpg
180度
0002mid.jpg
360度
0002go.jpg
左右の回転をしている動画をコマ送りにして、スタート時と中間地点(180度)と一回転(360度)の時間を計測しました。
1:19.39
1:20.93(1’54)
1:23.00(2’07) 3’61 left
1:29.33
1:30.93(1’60)
1:33.20(2’27)3’87 rigt
解析
その1.左周りより右周りの方が回転に掛かる時間が大きい。
理由はアクセルが右に付いているので右回りはタンクとハンドルに手が挟まれているので、アクセルが制御し難いand開け難い為です。ロスとして左右の差は約0.26秒もあることが分かりました。
その2.回転の旋回時間は前半に比べて後半が0.6秒も遅い。
理由は進入はエンブレを掛けつつも90度以上先まで惰性で侵入スピードを上げてハンドルロックへと進めるが、後半はロックを維持したまま旋回しなければならないので、速度が低下している。
結果
自分は回転に3.6秒~3.8秒程度掛かっていることとなります。
考察
 比較する材料が手元にないのですが、九州の先輩の話では、彼が回転に掛かる時間はローハンドル+15mmアップで約2.8秒掛かっているということです。確実に360度ターンで1回当たり1秒遅いということになります。
 例えば360度ターン相当 5回、540度ターン相当 3回あるコースでは合計9.5秒相当のタイムロスをしていることなります。これは120秒のコースの約7.9%に相当します。大きなロスですね。
まとめ
 通常AやB級シード選手のSSアップハンドル+切れ角アップのフルスペックマシンで、平均はどの程度で旋回しているのでしょうか?それを調べて、まずは短縮していく方法を検討していきたいと考えています。
 しかしキツイですね。自分でいうのも何ですが、教科書通りの綺麗な旋回をしています。これからの短縮はリスクとのトレードとなりそうです。
 ともあれ、まずは自分の現状認識ができたということだけでも、速く走るための一歩を踏み出せたと思います。この現状でSRS愛知の中部ダンロップ杯二輪ジムカーナRound3を走って結果としたいと思います。
 ぜひ、ノービスのみなさんも自分の実力分析をやって見て下さいね。きっと速く走るキッカケになると思います。ということで本日も就寝。


SRS自由練習会in安城

IMG_1929.jpg
 おやおや?なぜ二輪ジムカーナ練習会の会場である安城自動車学校に我が息子と愛車のCBR600RR’07がツーショットでいるのでしょうか(笑)実は8年振り?にインキーしちゃって妻と息子達を呼び寄せて車の鍵をもってきてもらったのでした(爆)
ええっ?ドアを閉めたとたんに勝手にキーロックしたのには驚きました。
IMG_1948.jpg いゃぁ近所の練習会でよかったよかった(汗)しかし我がトランポのキーシステムは勝手にロック掛かるなんていうことは露知らず。勉強になりました。そして携帯電話貸してくれたSRS代表殿、本当にありがとうございました。
 そんなこんなで、本日は最初はパラパラと雨が降りましたが、午後はほぼドライの路面で練習もできて良かったです。
走る機会をいつも提供していただいているSRS愛知さんに感謝ですね。
みんなの行いが良いので今日も晴れたのでしょう(笑)
そんなハプニングがありましたが、予定していた練習メニューは全てこなしました。
・細かいセクションを迂回しない為の限界点の模索
 → 最小旋回半径の確認・・・OK
・回転の安定度をチェック・・・OK
・気温が下がったことによるサスとタイヤの挙動を確認・・・OK
・ビデオカメラと三脚を持参する。
 → 8の字と回転を撮る。・・・OK
・一ヶ月間でなまった体と感を戻す。・・・OK
全てOKです。
2008年度の練習としては思い残すことはないでしょう。
 後はエンジンオイルを変えて清々しい気持ちで最終戦のジムカーナ大会、中部ダンロップ杯Round3に参加するだけですね。また今回は、回転や八の字をビデオでたくさん自分取りしました。どれだけ自分が好きだっちゅーねん。というのはオイトイテ。ということで今回は解析が楽しみですねぇ。また帰宅してからの夜の楽しみが増えました。
最後に練習の感想。
 本当にもう秋ですね。気温も23~25度と路面温度も上がりません。前回の練習の残暑でカチカチ山路面とは、別物に変わってました。路面は本当に生き物ですね。ダートトラックは走行毎に性格を変えますが、二輪ジムカーナは春夏秋冬で性格を豹変させます。路面温度が上がらないコースでは、OEMタイヤでの競技は危険ですね。開けても滑るし、ブレーキ掛けても滑る。言い続けてますが、そろそろ限界です。スラーロームをしているとココでこのまま寝ているときからアクセルオンしたいけど開けられないので、マシンが立ってから開けようとか・・・もったいないお化けが、でるような走りです(笑)
 まぁ、こんなプライベートな練習、話は読んでいて詰まらないだろうから、簡単に切り上げて、自分ビデオをまずはHDDに落とす作業から始めましょう。
 ということで本日は就寝。
妻よ息子よ、鍵ありがとう。持つべきものは家族である。
うむ。