2009年05月20日一覧

研究職とは話をリアルで実現できる創作作家である。

R0012777.jpg
 そろそろ撮り貯めた写真も品切れ。本日の写真は駐車場に止めてある愛車のCBR600RR’07をパチリと撮った、ゆるゆるなアングルとフレーミングの一枚です(笑)話変わって、本日のタイトル「研究職とは話をリアルで実現できる創作作家である。」について、とりとめもなく綴ります。
 仕事は新しい技術を研究したり導入したりする研究職というものなのですが、大抵は過去に自社ではやったことがない、経験がないことを、自らが率先して行うという内容です。いつも、たぶん、こうなるだろうな?という仮説を立てて、実験・評価して出来るということを証明する。そんなことの積み重ねで、物や技術が成長していくのです。
 まぁ基本的にその流れは、設計職だろうが、研究職だろうが、営業職だろうが、同じアプローチだと思うのですが、私が思うに研究職というものは、その結果や成果で満足せずに、なぜ、そうなのか?を追求するからこそ、研究職であるのではないかと思います。
 その、なぜ、そうなのか?を追求すると、考えていた仮説のロジック(考え方)とは違うのに、答えだけは同じだったなんてことに気がついたりします。ときには、数式をミミズのように並べて自己満足に浸ることもありますが、大抵は、実はもっと簡単な理屈でできあがったりしていることに気がつくのです。そこで本当っぽい理由というものに突き当たると技術が成熟していくのですが、同時にその技術の先は成長が見込まれるのか?商品にある為の資質が、その技術にはあるのか?なんてイメージが更に沸いてきます。
 今している仕事も、例外なく始めてすることばかりで、そんなプロセスで戦う私がいます。そんなこんなで仮説・検証・仮説と繰り返していると、本当は研究の技術者とは名ばかりで、私はただの創作作家ではないのか?と思うときがあります。
 赤頭巾ちゃんが、狼に食べられてお腹からでてくるというストーリーは、ある物質を合体させて、分解するとき、今までにない特徴の物質になる。みたいなイメージと同じなのではないかと思います。もちろん赤頭巾ちゃんが、食べられてしまうまでの巧みなストーリーが構築されているように、新しい物質が発生するまでのストーリーは巧みにできているのですが、基本は同じ。やっぱり創作作家と研究職とは、おなじだなと・・・。大切なのは、みんながリアリティを持って感動するストーリーが創作できるかどうか?です。いわば、新しい技術で、みんなが行けると思ってくれるかどうかです。
 あっ、もしかしてバイクのマシンセッティングも・・・同じロジックかも。なんて話が飛躍してみたくなりますが、あまりにもとり止めがないので、今日は就寝しましょう(笑)
バイク アングル フレーミング セッティング CBR プロセス 写真 タイトル イメージ 設計 技術者