一期一会

??.JPG

今日は悲しいことひとつ
二人で立ち上げてプロジェクト達成に向けて走っているさなかで
その彼から会社を退職するという話を聞いた。
会社は違えど、プロジェクトの山のようにいるメンバ達の中で唯一無二の私の味方であった。
彼は私が16年間してきた技術と違う畑の技術を持っている優秀な人である
私が電気系の技術から離れ、38才独学でその目新しい技術を学ぶにあたり
プロジェクトのパートナーであると共に、師でもあった
そんな彼から、今のテーマを降りてしまうことは残念である。
私が回しているプロジェクトに不満があった訳ではないと
会社のスタンスが会わなかったので転職を選択したと
申し訳ないという言葉を彼から今日聞いた
しかし今回はとてつもなく悲しかった。
人が亡くなってもどこか悲しくない感情がおかしい自分だけど
夢を共有している半ばで、戦友に船を下りられたショックは、心の中に涙が流れた。
でも、なんかもっとがんばろうと勇気をもらった気もした。あきらめては駄目だと直感で思った。
自分はもっともっと専門書や文献、レポートを読み、英語も学び実力をつけようとも思った。
彼がいなくなるが、私も彼と同じ研究開発ができるように、ならなければ、いやなりたいと思った。
山のような課題と、自分より頭の回る技術者達に煽られながらテーマのリーダをしている中で
技術職なんてもう飽きたと思って、人生いろいろ考えていた自分だけど
もう少しがんばってみようと思った。うん、石に噛り付いても今回のテーマはやりきるぞっと。
そんな気持ちでシャッターをパチリ