スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
かつて銀河に君臨していた祖父ダース・ベイダーに傾倒し、その遺志を受け継ぐべく、銀河の圧倒的支配者へと上り詰めた、スカイウォーカー家の一人でもあるカイロ・レン。そして、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、類まれなフォースを覚醒させたレイ。新たなるサーガを担う若者二人の運命が、この物語の行く末を担っている。はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦に託された――。
https://www.youtube.com/watch?v=6ZK1zeHfx-k
私が小学生の時から始まったスターウォーズ の物語の幕がついに閉じた。最後の作品は間違いなくカッコイイ。絵的には素敵。迫力もディティールもCGも申し訳ない。物語もしっかりと終わらしてくれている。今日は、その映画をブルーレイでしっかりと見ようと思います。
自信がないんだと語るカイロレンに対して、大丈夫だ、わかっていると父のハンソロ。このシーン良かったなぁ。分かるよ、うんうん、不安なんて、だれでも感じるもので、それでも先に進んだ先にしか、手に入れられないものがあるんだよ。と良いシーンもいっぱいあった。
でもね、満足と感じていない自分がいる理由はなんでしょう。一番の原因は展開を急がせ過ぎたことかもしれない。話の内容的には数話で進行しても良いくらいの展開。今までは一つのお話にしっかりと主物語があって伏線で繋がっていた感じなのに、最近のは伏線だった繋がりが、主線となっている。これがみんなが言っている、とっ散らかった物語をまとめ上げたといういうことなのでしょうか。
二つ目は演出のし過ぎかな。セリフや展開などオマージュの仕組み過ぎ?いやいや、そうじゃない大味すぎるのだと思う。フォースがなんでもありありになっている。結構、映画の中では控えめだったものが、いとも楽々かつ当たり前にできてしまうのには何か軽さを感じる。おそらく子供向けの料理なんだと思う。薄味で素材の良さを美味しいと言ってくれない子供に向けた、濃くて味かしっかりした料理なんだろうと思う。もっとフォースは薄味にして欲しかった。
とは言え、素敵な絵が満載です。もう一回しっかりとストーリーとディティールを見てみよう。