ヘアサロンの変更

ちょっと前に行きつけのヘアサロンが価格改定をして、支払いの合計が9,700円だったのが、11,000円を超えるようになった。実質1,500円程の値上げである。高い高すぎる。35歳から48歳まで13年間通ったヘアサロンを見直すことを決意しました。

まずは世の中の散髪のお店。層別に分けると4種類が存在する。

コストに相関してサービスのクオリティが異なる。

格安散髪店

主に子供と学生を中心に男性は幅広く愛用されている。カット単体は1,000円から1,500円と格安で、カラーをしも5千円以下という激安店の階層。偏見が少し入るが、髪型のセンスよりコストパフオーマンスを重視しているお店である。

ファミリーサロン

激安店よりは高いが、客層は中学生や高校生の女性、主婦なども愛用、高校生や大学生の男性も愛用する。カットは2,500円以上するけれど、ヘアサロンのように肩揉みがあったり、雑誌を読めたり、ヘアサロンの廉価版というところである。

ヘアサロン

客層は大学生や若い女性に広がり、お洒落を楽しむ主婦層、独身男性が中心となり、割合は少ないがカットのデザインにこだわる中年男性も一定層いる。カット自体は5,000円程度するが、途中でコーヒーなどドリンクも出るし、肩揉みや首のコリ解消のホットタオルなど、ほぼフルコースのサービスが存在する。

高級ヘアサロン

システムは通常のヘアサロンと同じだが、使用している道具や材料が良いもの使っていて、サービスも含めてもクオリティが上回る。

一番の違いとは

それぞれ体験してみて私にとって大きな違いが二つあることがわかった。

一つは染め剤の違い

おそらく上記のカテゴリーで使用する染めるための材料もしくはその後のコンディショナーが異なるのではないかと思う。安ければザラザラ感が伴い、高ければ高いほど、滑らかである。ショートカットなので次にカットする時には切られてしまい、二回染められることはないから、ヘアダメージにはならなりにくいけど、全然違う。やっぱりサラサラ度合いが高い方が良い。この圧倒な違いはお店によって違う。

二つ目はカットの違い

安いお店は、好みを聞いてくれる時間が少ないし、専属という感覚が少ない。それなりに普通になるが、無難ではあるが、その時によって異なる。でもヘアサロンは、指名制度も整っているし、細かな処理の仕方を決めていくことができる。通いつづけると、だんだんと好みを理解してくれて、長くするとき、短くするとき、自分が求めている好みを覚えていてくれる。お任せで切った時の出来栄えが自分のイメージに近いのである。

さて、価格差5,000円の差はこんなところにあるのだが、この価格差はプライスレスの話なのか、それとももったいない話なのか…。悩むところである。前者はバイクで言えば高級エンジンエイルと格安エンジンオイルの差のようなもので、後者はセッティングのようなものである。髪はどーでも良いと考えるのか否か、結局は自分の満足感の差に違いない。